ジーニィは気が滅入ってくると、甘えた(甘えん坊)になる。
彼女は、今やっているこの漢字練習のプリントが大嫌い。
僕が同情を示さないので、仕方なく彼女はぬいぐるみを抱いて、自分を慰めた。
ぬいぐるみの名前はCCという。ちなみにCarbon CopyのCCではない。
「CC,この漢字、画数が多いからいやだね~」などと話しながら勉強している。
しばらくすると、彼女は席を立って、猫タワーに歩み寄った。
「ジョイ、CCと一緒に遊ぶ?」
ジーニィはCCをジョイの上に乗せた。
リオは関係ないのに、ジーニィが席を立ったのに便乗して、自分も立ち上がる。
じっとしているのが何よりも苦手なリオ。
無理やりCCをおんぶさせられたジョイ。
まだ子猫なのに、なかなか協調性がある。
ジョイはそのまま寝てしまった。
協調性があるのではなく、ただ単に怠惰なだけなのかも知れない。
ぬいぐるみのオットセイを乗せて眠る猫。
不思議な世界である。
宿題も終わり、ベッツィーが帰って来て、みんなで夕食を食べた。
食後、僕は2階で休憩していたらリオがやってきた。
「お父さん、デザートにキャンディーを食べたい」
リオが狙っているのは・・・
この袋。去年のハロウィーンに集めたキャンディー。
子供達がむしゃむしゃ食べないようにと、僕の部屋に保管されている。
「1個だけやぞ」と言ったのに、2個目が欲しいと僕にお願いをするリオ。
そばにジーニィがいなかったので、OKした。
1階では、ジーニィがベッツィーとおしゃべりをしながら、デザートのヨーグルトを食べていた。彼女はお母さんっ子である。
勉強中、ぼーっと壁を見つめていたジーニィ。
注意すると、「は~い」と素直に返事して、また宿題を始めた。
実は、彼女は今、友達関係でちょっと悩んでおり、最近少し元気がない。
勉強をしている時は、ノルマが気になり邪魔をしたくないし、かと言って休憩で遊んでいる時にややこしい話を持ち出すのも気が引ける。
娘とデリケートな話をするのがじわじわと難しくなってきていると感じる今日この頃である。
Takaya
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