キッチン脇にあるカウンターで晩飯のカレーを頬張るリオ。
時刻は6時。5時頃から、「腹が減って勉強できない」としきりに言うので、早めに食べさせることにした。もっともリオは腹具合にかかわらず勉強の能率は低い。
奥に見える食卓では、ジーニィが黙々と勉強している。
リオは食べる時でさえ集中することができない。
勉強しているジーニィにしきりと話しかける。
ジーニィの集中力は高いので、これしきでは能率は落ちない。偉い!
彼女は、できるなら晩御飯の後に勉強はしたくないので、お腹が空いていても我慢してノルマを終えることができる。
食後の小休止が終わり、テーブルに戻って来たリオ。
宿題はせずに歌を歌う。さびの部分ばかり歌うので、非常にいらつく。
「リオ、うるさい。黙れ。ジーニィは勉強してんねんぞ。お前もやれ!」
やめろと言われてすぐにやめるようなリオではない。
調子に乗って馬鹿なポーズをつけて、更に歌声を張り上げる。
「うるさい言うてるやろ。アホなポーズすんな!」と注意したが、顔が面白いので、つい笑ってしまった。
僕が笑うと、リオも嬉しそうに笑う。
笑いながら僕は、「もう、早よ勉強せい!」とまた注意。
こいつと一緒にいると、こっちまで脳天気になってしまう。
リオを冷やかに見るジーニィ。
さっさと宿題をやった方が後で楽なのを知っている賢者の眼差し。
「お父さん、終わったよ」
予定通り、ジーニィはノルマ終了。
宿題をするリオの前で晩飯を食べるジーニィ。
ジーニィはリオが宿題している時は、あまりリオに話しかけない。
彼女は状況がよくわかっている。
食後の運動にWii Fitで綱渡りゲームをするジーニィ。
座ってテレビを見ているよりは健康的である。
皆に取り残されて、やっと真面目に宿題をやりだしたリオ。
先は長い。
そして、先が思いやられる。
勉強中、ジョイがいつものように猫タワーで寝ていた。
ジーニィが、「ジョイ、寒くない?毛布をかけてあげる」と言って席を立った。
「ほら、こうすればあったかいでしょ」とジーニィ。
実際ジョイは毛布のぐるぐる巻きが気に入ったようで、ずっとこのままでいた。
Takaya
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