「ほら、見て、お父さん。ジーニィ、お家を作ったんだよ」
夕食後の勉強をさせる為に一階に下りてきたらジーニィが言った。
15分ずっとこのマグネットのおもちゃで遊んでたようだ。
今日は彼女は学校が終わってからガールスカウトに行っていた。
リオは友達とプレーデートがあり、終わったのは晩飯前。
2人とも明日補習校である漢字テストの勉強がまだだった。
「ああ、うまいこと作ったな」
リオが足をひきづりながら、隣の部屋から床を這ってやって来た。
「お、リオも来たか。ほな、勉強しょうか」
「は~い」と二人は力なく返事。逃げられないのを知っている。
「お父さん、これ何て読むの?」
「裏に書いたあるやろ!」
漢字テストは読み10問、書き取り10問。
「お父さん、ぼく、疲れた~」
「いっぱい遊んだんやから、勉強、ちゃんとせえ!」
プレーデートをしても、ちゃんと宿題は終えるという約束だったから、今さら疲れたと言ってもダメなのだ。
「ああ、肩こった~」とわざとらしく伸びをするリオ。
「こら、さっさとやれ!」
ジーニィは真面目に黙々とやっている。
「ジーニィ、偉いぞ」と応援すると、
「えっ?お父さん、僕もやってるよ。僕は偉くないの?」とリオが聞いた。
「ああ、お前も偉い、偉い。早よやれ」
なんとか頑張って二人は勉強を終えた。
全ての宿題が終わると実にほっとする。
毎週、月曜から宿題の進行状況を気にしながら勉強を見るのは実に疲れる。
脅したりすかしたり、あの手この手で毎週辛うじて切り抜けている。
かつて、宿題に嫌気がさした双子が僕に聞いたことがある。
「ねえ、お父さん。宿題っていつまでやるの?」
「死ぬまでや」と即答したら二人とも悲鳴を上げて絶望していた。
頑張れ、双子。先は長いぞ!
ジョイはひとり、夕日を浴びてたそがれていた。
Takaya
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
お帰り前に、下の投票ボタンを押して、応援してくださいね。
発売中のエッセー本も、よろしくお願いします。読後感想、お待ちしてます。
おおきに!








