学校から帰って来て、小休止の後、勉強の時間となった。
ジーニィは安楽椅子で読書、リオは床の上で問題集に取り組む。
夕日が眩しいくらいだ。
ジーニィはいつもこんな風にクタ~ッとした姿勢で本を読む。
ああ、やめて。それでなくてもリオの集中力は低いのに。
ほら、二人ともジョイと遊び出した。
ジーニィはジョイが昨日ちぎった竹の葉をエサに、ジョイをおんぶした。
「お父さん、見て、見て」
さも得意そうなジーニィ。
夕食後は楽器の練習をした。
リオはドラム。
9月よりは少し楽譜も複雑になった。
ジーニィはサックス。
「お~星さ~ま~、キ~ラキラ~」というのをやってる。
少しずつ使う音が増えてきている。
サックスの音は非常にでかい。
リオは、「うるさ~い」と言って、耳をふさいだ。
ジーニィはジーニィで、「ドラムのせいで集中できない」と文句を言う。
当然の事ながら写真から音は伝わらないのだが、2人が同時に演奏すると、本当にうるさい。すべての思考がストップする。
「ドリルを使っている道路工事現場の傍を通る時のよう」と言えば、分かってもらえるだろうか。
ジョイはすたこらさっさと2階に逃げてしまった。
現金なもので、音楽の練習が終わると、戻って来た。
ジーニィの手に抱きついて眠るジョイ。
「ジョイは何もしなくて良いから、いいな~」とジーニィが呟いた。
ジョイはそれで良いのだ。
もしジョイに宿題があったとしたら・・・考えただけでも身の毛がよだつ。
こっちはジーニィとリオだけで手一杯なのだ。
Takaya
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