主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

先週くらいから、僕がコンピューターに向かっている時、ジョイは窓際に腰掛けるようになった。

外に行きたいのだろうか?

ジーニィが獣医の壁にあったポスターで、外に出る猫の寿命はずっと家の中にいる猫より平均4年も短いと知ってから、ジョイは座敷猫となる運命になった。


猫にとって、どちらが幸せなのか?


そんな事を考えていたら、「ピンポーン」とドアのチャイムが鳴った。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

小包が届いた。

日本からだ。

開けてみると・・・



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

刷り上がったばかりの僕の本。

手に取るとまだインクの匂いがする。

足掛け3年の苦労の結晶である。

発売は12月22日。実際に本屋に並んでいるところを見られないのが残念でしかたがない。6月末に子供の体験入学で日本に帰るが、それまで本屋にあるだろうか?


パラパラとページをめくっていると、ついついあっちこっち読みだして、半分以上を読んでしまった。自分で書いておきながら、面白いところでゲラゲラと声を出して笑った。まあ、しかし、自分で笑えないなら人が読んでも笑えないのだから、これは良いことに違いない。お陰さまでこのエッセーは好評で、新聞での連載は現在も続いている。


あっという間に子供を迎えに行く時間になった。

今日は家には帰らず、ここに行った。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

我が町にできた新しい図書館。

ガラス張りのコンテンポラリーな建物。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

空間をかなり贅沢に使っている。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

中は広く、快適。

ジーニィとリオも早速本を借りて読書にふけった。

貸出期間は4週間と長い。さっさと返さないと本を失くしてしまいそう。


初めての自分の本と初めての図書館。

今日は、一日に初物をふたつも経験した。



主夫と双子とアメリカンワイフ by  山崎 卓也

寝る前に本のイラストを眺める3人。

吹き出しの台詞を子供達がベッツィーの為に通訳していた。


お父さんがどんな気持ちで子育てをしていたか、彼らが親になった時に理解してもらえたら、どんなに嬉しいことだろう。

この本を読みたいがために日本語を勉強し続けてはくれまいか、と期待するのは無理な相談なのだろうか?


Takaya


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