表題のgadget(ギャジット)とはちょっとした機械装置、小道具のこと。辞書に、「しばしば新奇な名前や用途のわからないものについて用いる」とあるが、その通り。
stupid は「アホな」である。
今日、日本へのおみやげを買いに近所のスポーツ用品店へリオと出かけた。
レジで自分の番になった時、リオが急に駈け込んで来た。
「お父さん、これ買って」
「何やそれ?そんなアホなもん、買わへんぞ」
リオの場合は、その物を見なくても、こう対応すればほぼいつも当てはまる。勿論、今回もどんぴしゃり。手に何やらポータブル扇風機のようなものを持っていた。
「じゃあ、自分のお金で買う」とリオ。
「なんぼや?」
「9ドル」
「そんな金、あんのか?」
「ほら、この間、漢字テストで98点取ったでしょ?」と誇らしげにリオが言った。
我が家では、今年から漢字テストで90点以上を取ると、1点当たり1ドルの報奨金を出すことになった。
「ほな、残りの分はちゃんと払えよ」と僕は念を押した。
「うん、ありがとう」と言って、リオが抱き付く。
家に戻って来て、早速、お試し。
中に水を入れる。
ファンが付いていて、電池で回る。
リオの親指の下にあるレバーを押すと、シュッと霧が出てくるという仕掛け。
スプレーの出口はファンの軸のちょっと下にある白くて丸いやつ。
夏の暑い日にこれで顔や頭に霧をかけ、ファンで涼もうというGadget。
アホらし~。
一体、どの程度の効き目があるのか、はなはなだ疑問である。
リオはこのような電池仕掛けのしょ~むない小道具が大好きで、もらったお小遣いを惜しげもなく使う。お小遣いをせっせと貯めこんでいるジーニィとは対照的。
何度も顔に霧を吹きかけるリオ。
シャツがビショビショになるまでやっていた。
しかし、そう言えば、ディズニーワールドかどこかで、これと同じ事をやっていたのを思い出した。行列にそって高さ2メートル位のところに細いパイプが通っていて、30秒に一度くらいの間隔で霧を噴射していた。あれは涼しかったな~。
うむ。ひょっとしたらこの装置もあながち捨てたものではないかも知れない。
「どうです、あなたも一つ!」
Takaya
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