「Oh My God! The whole ceiling came down!」(天井全部が落ちてきた)
ベッツィーの叫び声で目が覚めた。時計を見ると6時。
階段を下りて、我が眼を疑った。
「なんじゃ、これは~?」
思わず上を見る。
シートロックと呼ばれる天井のパネルがなくなっている。
穴の大きさは1.5mX2mくらい。
穴の真下を避けながら、角度を変えてまじまじと見つめた。
二週間ほど前に、雨漏り事件があり(その記事はこちら )、この週末にでも工事の人がやってくるはずだった。昨日はどうやらしとしととだが、一晩中雨が降ったようだ。
寝起きのぼんやりする頭で、僕は床に落ちてきた天井のパネルをゴミ袋に入れる作業をした。このパネルは石灰のようなものでできていて、水分をたっぷりを吸って非常にもろく泥のようになっている。30分で一応掃除を終えた。
空いた穴からはポタポタと毎秒5滴くらい水が落ちている。
何か水を受ける物を床に置かなくては。
ケーキ用バットとバケツを置いた。
しかし、天井から落ちてくる水は跳ねて散り、瞬く間に床がびしょびしょになる。
何かもっと大きなものはないか?
そうだ。
子供と子供用の雪ゾリを使った。彼らもこの騒ぎで既に起きていた。
持っててもらっている間に、床をモップで拭いた。
「お父さん、ジーニィも手伝う」と優しい娘。
「ありがとう。でも、ジーニィは朝ご飯食べて」
僕は、保険会社に電話した。前回の雨漏り事件で担当だった彼は、今日は遠方で会議があるので、明日朝まで来れないと言う。アジャスターの彼が被害を見届て、彼の紹介する人物を雇わないと、後で問題になるので、彼を待つしかない。
7時55分にいつものように子供達をバス停に送って行った。
戻って来たら、すでに容器は水で一杯。
泥状態になったパネルが薄い被膜となって床に付着している。今度はもう少し念入りに濡れたペーパータオルで掃除した。床に這いつくばってするこの作業はかなり辛い。
ふと外を見ると日が射している。
よかった。これで、雨漏りも止まるだろう。
一時間後。
水滴は以前と同じ勢いで落ちてくる。
はしごにのぼって、天井をつぶさに観察した。
ポトッ、ポトッとむき出しになっている二階の床に水滴が落ちて当たる音がする。
おかしいな?
もう雨は降っていない。一番濡れていたパネルはもう落ちたのだから、一階の天井と二階の床の間に水たまりはもうないはずだ。
これは雨漏りじゃない!
そう思うと、僕はどうしても水滴が落ちているところを見たくなった。
音源はまだ落ちていないパネルの向こう側にある。
僕は金槌を取って来て、パネルを剥がし始めた。
ボロボロになったパネルの破片が顔にかかり、目に入った。
痛い。
しかし、どうしても音源を見つけたかったので、僕はどんどん壁に向かってパネルを破り続けた。
1時間半もかけて掃除したばかりの床にパネルの残骸が積もる。
しかし、遂に僕は水源を見つけた。
このパネルを打ち破ったら、ザーッとまとまった量の水が落ちてきた。
一区切り付いてから、近寄ってみると、すぐ上にある二階の床の隙間から水が流れ落ちてくるのを見届けた。
二階だ!
僕は二階に駆け上がった。
つづく
今日もお越しいただきありがとうございます。
この問題は勿論、現在進行形で、明日には新たな展開が待っています。
どうなることやら。あ~心配。
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