昨日は懇談の為、学校は休みだった。
朝、ゆっくり起きて一階に下りた。
「お父さん、ホットケーキ食べたい?」と、ジーニィが寝間着姿で僕に尋ねた。
「うん」
「じゃあ、ジーニィが作ってあげる」
ジーニィ、マジ!1ccの計量ミスも見逃さない彼女。
「あ、卵、割るなら僕も」とリオが入って来た。
「こら、頭で割んな、リオ!」
リオは全くもって興味本位の人間だ。
双子が好む双子の泡立て器。
混ぜて、混ぜて。
混ぜて、混ぜて。
「お父さん、僕、疲れた~」と、リオが早くも脱落気味。
はい、脱落。インターネットのゲームに興じるリオ。
ジーニィは初心を貫く。
丁寧に裏返すジーニィ。
彼女は単純作業に強い。一定した集中力を維持する。
はい、出来上がり。
「う~ん、おいしそう。ありがとう、ジーニィ」
「お父さん、足りなかったらまたジーニィが焼いてあげるから」と、ジーニィが甲斐甲斐しい言葉を掛けてくれた。
「ジーニィ、優しい。大好き!」
老後はあんたに任せたよ、と心に誓う父であった。
Takaya
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