今朝、いつものように子供達をスクールバスのバス停まで送って行った。バスは8時丁度、遅くても8時2分くらいまでに来る。
今日は良い天気で、子供達は先日15センチも降った雪の毛布に手を突っ込み、雪玉をせっせと作っている。あっという間にバス停前の家の庭で雪合戦が始まった。
車の中からしばらく眺めていた。ふと時計を見るともう8時7分だ。今日は、遅い。
もう暫く雪合戦を眺める。
時計を見る。8時10分。
僕は車から出て、バス停で待っている大人達に話しかけた。
「バスはどうなってるんだろう?」
「今、私たちもその話をしていたところよ」と母親の一人が答えた。
暇なので、僕も雪のボールを作った。昨日降った雨で非常に濡れており、ギュッとおにぎりみたいに握ると、硬い雪玉ができあがった。
遠くに向かって投げたり、雪合戦中のリオに雪玉を供給したりして、しばらく遊ぶ。
8時15分。
今までバスがこんなに遅れたことはなかった。
「どうも自分達で子供を学校まで連れて行った方がよさそうだな」
誰かがそう言うと、皆、自分の子供に声を掛けた。
「おいで~!バスは諦めて車で行くよ」
僕はジーニィとリオと、近所の子を一人乗せて学校に向かった。
車中では、子供達が探偵のように、バスが来ない謎を解こうとしていた。
「ガス欠じゃない?」
「いや、エンジンが故障したんだ」
「エンジンってそんなに簡単に故障するものなの?」
「毎日使ってるから、悪くなるのも早いんだ」
「あっ、あれ、うちのバスの運転手よ」
「子供が乗ってないじゃない?」
「もう他のバスに乗せたからよ」
「バスを待ってなくて正解ね。遅刻にならなくて済んだわ」
子供同士の会話をじっくり聞くことは、案外少ないものだ。こうして聞いていると、彼らにもなかなかの知性があるのがわかる。話の筋が良く通っている。
バスが来なかったお陰で子供観察ができて、ちょっとお得な気分の朝でした。
じゃあ、またね。
読んでくれてありがとう。
Takaya
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