子供の頃から ワクワクして探究してきた 数々の疑問。
宇宙意識からのチャネリングや 文献を調べて帰趨した、
「すべての存在は振動している」
「音(振動)がすべてを変える」
「想像したものが創造される」
といった宇宙の法則。
古神道の言霊の話から、波動医学、右脳、サウンド・ヒーリング
古代神秘主義と量子物理学の相関することまで
「倍音」を軸に書いていきます。


「言語ゲームと非言語コミュニケーション」

私が見えている、感じている「赤」は
みんな、ほんとうに同じ色を感じているのだろうか?
ということが 子供のころから、とっても不思議でした。

色(光)を波長として「赤」を640~780nmだと表したとしても、
私が感じるところの、例えばベージュや緑に見えているかどうか
は感覚器官の身体的な問題のことではなく

隣の人の見えている 「赤」 がどんなものか 
比べることって 永遠にできないんじゃないか、
なんで、みな同じように「赤」だと言うんだろう? 
などと ずっと思っていました。


宇宙の果てはどこまで続くのか? と同じくらい
現実的には 明確な答えが得られないことに
出会うたび、ワクワクするような子供でした。 

ここでは、波長、周波数、エネルギーとしての光(色)が
脳にどう届いているかということは
ひとまず置いといて、
「言葉」 としての共感について、話を進めます。


オーストリアの哲学者 ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインの 言葉ですが

私が紙片を指差して誰かに「この色を『赤』と呼ぶ」と言ったとする。
それから私は彼に「では、ここを赤色に塗るように」という。
その後、私は彼にこう訊ねる。
「なぜ君はこの色を塗ったのか」と。
彼の答えはこうだろう。
「この色(と言いながら私が彼に見せた色見本を指差す)は赤と呼ばれた。
だから、見てのとおり、色見本の色を塗ったのだ」 と。

「彼が歯痛を持っている」という言葉を習うとき、
歯痛を持っている人の、あるジェスチャーを見せられることがある。
例えば、頬を押さえる。  (長いので割愛)

何が言いたいかというと・・・ 

他人の痛みというものは、絶対にわかりえない(と仮定する)。
「痛い」という言葉が通じるのは、その言葉を使うときの
自分と他人のジェスチャーが一致しているためで、
そして、そのジェスチャーが一致するから
「痛い」という言葉が通じているという確信をもつようになり、
「痛い」という言葉を使うことができるようになる。


つまり、「赤」 が どういものか
「痛い」とはどういうことか
という社会的な概念をつくりあげるものが、
コミュニケーションとして、
参加してるうちにルールを知る
「言語ゲーム」だというわけです。

言語ゲームにおいての言語現象の定義もまた深いので割愛 (笑)

けっきょく、

非言語のジェスチャーであったり、声のトーンや表情からの
意思疎通、コミュニケーションのほうが
(総じて、非言語コミュニケーション、non-verbal communication)
言語より、本質的で


フランス語がわからなくても、
ウルドゥー語がわからなくても、
「痛い」がどんな意味を持とうとも

「目の前の誰かが、歯痛で苦しんでいる」
ことがわかることが
大事なんだ ということです。


大好きな彼とのデートです。
目の前に広がる、素晴らしい空と大地と
たくさんの花を見て、

それが、あなたにとって「緑の空」でも、
彼にとって「青い太陽」でも、「紫の大地」であっても関係ありません。

 「いま、あなたと この幸せな瞬間を共感できる喜び」 さえ通じ合えば、

彼が選んだ言葉が 

たとえ

「おなか空いたね」 のひと言だったとしても  ・・・! 

彼の表情や、声のトーンや、目線や雰囲気から、それを感じ取っていたら

なんてデリカシーのない人なのかしら、と
怒ることもなかろうと思うのです (笑)


逆もまたしかり。

毎朝の朝食で、新聞やTVを観ながら
ご飯を食べているお父さん。

「ねぇ、お味噌の味変えてみたんだけど」

反射的に、「あぁ、美味しいね」 といったそこのあなた。

まったく 伝わっておりませんよ (笑) 


アメリカの心理学者、アルバート・マレービアン博士による
人が他人から受け取る情報(感情や態度など)の割合についての実験結果では、

顏の表情 55%

  • 声の質(高低)、大きさ、テンポ、 38%

  • 話す言葉の内容 7%

    といわれています。


    では、なにを受け取り、伝えるのかというと

    そのひとの 「思い・意識・感情」 にほかなりません。

    コミュニケーション能力を上げるための
    ひとつの手段が

    「倍音発声」です。 

    声の響きと音色を豊かにすることと

    あなたの声の音色に 想いを乗せることができるようになれば

    あなたが発する「ありがとう」 の言葉は

    ただの「あ・り・が・と・う」 ではなくなります。 

    さらに母音の一文字一文字にも
    言霊としての
    エネルギーがあるわけですが、
    その話はまた今度。


    むずかしいことはさておき

    まずは 今日から

    気持ちを込めて 「ありがとう」 

    を使ってみてくださいね。


    最後までお読みくださり 「ありがとう」

    ございました 

    倍音セラピスト 和泉貴子