『 きみがよものがたり 』 という 太古から この地にいきづく

にほんのことば 言霊を いまに伝える 素敵な絵本に出会いました

 作 たちばな のりとし

 絵 田口 陽子

 書 山本 光輝

 歌 つき さかる

朗読と きみがよの歌が入った CDがついています。


 

イラストを描かれた 田口 陽子さんは 

先日、鞍馬寺と天河弁財天の奉納演奏でご一緒させていただいた、 世界の民族楽器の演奏家で 

ドキュメンタリー映画 「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」 にも出演されている

奈良 裕之(ならゆうじ)   さん のご友人でいらっしゃいます。

 

奈良裕之さんの サイレント・セッションは 魂で音を感じることができます

日本古来の 「大和言葉」 には、 とくに、母音の 「 ア・イ・ウ・エ・オ 」 には

それぞれに、意味があり エネルギーが宿ると いわれています


この絵本では 

平安朝の 詠み人知らずと伝えられる 古歌 「 きみがよ 」 の

三十二音 からなる歌の 一音一音を 読み解くことで

日本人の心の原点、平和への願いを つたえています

太陽と光と命の 清明の世界が 「き」 の世界

日が沈み、月と星が輝く夜の世界は

自分自身と向き合う 「み」 の世界

夜のおとずれは、古代の人にとって、光の世界への憧れを強め

光の象徴である太陽を尊び、夜空の輝きに 宇宙の生命を感じ取り

豊かな感性は、自分自身を含むすべての生命に 神聖さを見出させてくれるものでした。

これが 「 日月の世界 」 の感性からなる 「 きみ 」 の世界です

~ 『きみがよものがたり 』 あとがき ”きみがよのこころ” より 引用させていただきました ~

  「こけのむす とは じぶんという ひとりのいのちが 

      ちきゅうという すべてのいのちと むすばれる ことだよ」


陰と 陽の 二極性が 統合されて  光の 音霊の 言霊の

バイブレーションで 共振共鳴し むすばれていく

生きている ことが神秘で神聖そのものですね

あらためて 日本の四季や自然への感謝を

思い出させてくれる 素敵な絵本でした。