前回分
一升瓶と引き換えに、まとめてブラック飴をゲットすることになった富楽岳生。
うちに帰ってから、さっそくブラック飴がいくつ入っているか確かめた。
「……7、8、8つも入ってる」
ブラック飴は今まで3つ使って……
「確か~~神社で…10までにしろって言われたような……?」
全部で11あるような?
何で?
あ、もしかして最初の1つはカウントされないとか?
「なーんだ、そういうことか!」
岳生は勝手に解釈して、朝起きるとブラック飴をなめた。
さすがに3日目は仕事場は一掃されてしまい……
ブラックを発揮することがなかった。
そうすると、自分の大好きなパチンコへ行くことになり……
やっぱりなかなか出ない。
玉は蓄積されるどころか全く貯まらず……
なのでつい岳生は、
「お~~え、飲み込むばかりかよ! ふざけんな、もっとしっかりたくさん玉出せよ~~、このクソがっ!」
心の中から、つい暴言が思い切り吐かれた。
途端、スロットはリーチが増えて……どんどん揃い当たりだした!
途端、騒がしくなり玉はガンガン出て来て……岳生は忙しくなる。
「わ、わ、わ、わ、マジか~~すげえ~~!」
どんどん出てくるので、目立つ上に店員の監視が増えて……
とうとう全部出し切ってしまい、岳生はそのパチンコ店は出禁になってしまった。
「荒稼ぎし過ぎたか~~」
まさかの根こそぎ景品を取ると、換金所へ向かった。
なんと、かなりな高額になり……
「すげえ~~、ブラック飴~~」
ブラック飴、オレの思い通りじゃん!
じゃあ、会社なんて行かなくても……いや、待てよ。
パチンコ店、荒稼ぎし過ぎてもな~~、行く店行く店出禁になっても困るしな~~。
岳生は考える。
次なる今まで出来なかったことは……
「もしかしてブラック飴で、彼女とかも出来たりするのかな? まさかのオレが? きっしょ!」
岳生はふと思い、何気に自分にブラックに呟くが……
いや、待て待て……心の準備が……
何となく落ち着かない気がしたので、
「明日、試してみようと」
岳生はそう思い、きびすを返そうとした時だった。
「わ!」「きゃあっ!」
まさかのマンガやドラマでありがちな女性と、ぶつかってしまった岳生だった。
そして、そのぶつかった女性と岳生は付き合うことになるのだった。
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