苦情承ります〈23〉伊湾のグチつぼへの最初の愚痴は…… | いろいろしぃーのブログ

いろいろしぃーのブログ

いいねを連続まとめては3つまでにして下さい。
フォロー申請した際フォロバが欲しい方はいいね下さい。
(何ヵ月も記事がないのはフォロバ✕、自己啓発系の申請は許可✕、抜けてからの再度申請ビジネス系はブロック)
かなり前の(1ヶ月以上)記事のいいねやコメントは不要。

空徐伊湾(クウジョ イワン)の元へ最速で、苦情袋とグチつぼが届く。


しかもいつの間にか家の外に置いてあり……


誰がいつの間に来たのか全く誰も気づかなかった。



そして取説は大まかに読む。


「ふ~ん、どちらも封をして枕元に置き1晩寝ると解消すると……」


寝る前にやるといいのかな?


とそんな具合で……


苦情袋は1枚の紙に書けるだけの苦情を書いて、1度閉めた紐はほどかないこと。


ほどくと無効化になる。


グチつぼは栓をとって愚痴を言ってから栓をする。


決まった回数分の範囲ならば一気に言えることも出来る。


伊湾の愚痴を言える回数は4回。


「ふ~~ん、愚痴は4回までか……」


独り言を呟く。


苦情袋は……


「オレ、苦情は特にないからいいや」


とひとり呟く!


ということで苦情袋はベッドの下へ投げてしまった。


そして、


「せっかく無料だからとりあえず何か愚痴を言ってみよう……」


伊湾はさっそくグチつぼを使うことにする。


大きく息を吸い、


「オレから去らない彼女が欲しい~!」


と言うとグチつぼに栓を戻した。


途端、何となく清々(スガスガ)しい気持ちになる。


「言うだけ何かいいかも」


と心が軽くなった気がした。



そして翌日の夜、まさかの着信がある。


1回付き合うのを断った2歳年上の矢張李々佳(ヤハリ イイカ)からだった。


「あ、こんばんは……」


『こんばんは……矢張だけど私のこと覚えていますか?』


「あー……あー……覚えてるよ……元気だった?」


『はい、あの……今、空徐君は彼女いないって聞いて……』


「うん、いないよ」


『私も居なくて……だから……私と付き合って下さい』


まさかの逆告られてしまうことに!


それを聞いた伊湾は、


「いいよ……」


と答えた。


これはあのグチつぼのおかげだとすぐ伊湾は気づく。



続き