夜の銀座はいつぶりだろうか?

久しぶりに訪れた銀座では日本語以外の方が多く聞こえてくる。

 

 

スペシャルなディナーをいただいてきました。

 

 

Restaurant DESTINA (レストラン デスティナ)

GINZA SIXの裏手側、飲食店ビルが立ち並ぶエリアの新しいビル10階。

1階にKASHIYAMAが入っているビルです。

 

 

エレベーター2基ありますが、

奥側のエレベーターしか10階には止まりません。

ご注意ください

 

 

こちら上野シェフは、パリ5つ星ホテルで勤務し、

その後、ベージュアランデュカス副料理長、ブノア大阪の総料理長、

さらに、旧軽井沢ホテルのエクゼクティブシェフをされていたとのこと。

店名のディスティナは「運命」という意味で、

食材の本質を見抜き、最適な調理法で料理することを信条としているというお料理は訪問する前から、気持ちが高まります。

 

 

店内は、8人が座れるカウンター席と奥に個室があります。

オープンは今年7月のようですが、平日の夜ですが満席でした。

みなさんもよくご存じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メニューはネーミングされています。

どのタイトルも、タイトルからだけではお料理の想像が出来ません。

お料理には、それぞれストーリーがあり、

カウンター越しに提供しながら、シェフが説明をしてくれます。

 

その内容がなかなかチャーミング。

 

ミニョンズ現る

 

「ミニヨン」と聞けば、黄色のあのキャラクターしか浮かばない私。

フランス語で「小さくて、可愛い」という意味なんだそう。

それにちなんだお料理は、指でつまんでいただくフィンガーフードですが、

その小ささからは想像できないほどいろいろな食材が使われ、口に入れるとふわりと味が広がり、一口目からシェフの魔法にかかってしまいました。

 

 

特に印象的だったのは、黒のトリュフに見立てたコロッケ。

黒いパン粉に覆われたミニボールの中は白身魚とじゃがいもとトリュフ

一口なのに、絶品です

 

 

 

この後に続くお料理がどこまでも楽しみになります

 

北の国から~2023年・秋・ガンゼ~

北海道の馬糞ウニをメインにしたお料理。

アイヌ語でウニをガンゼというんだそう。

 

お米と煮切った日本酒の泡に馬糞ウニ、

さらに青さのゼリーの下には、うにのババロアが隠れています。

青さゼリーの香りがよく、ウニをさらに美味しくしています。

素晴らしいバランスのお料理。

 

 

銀座

ジャージー牛の生クリームに銀箔を敷き、

カウンター越しにシェフがたっぷりのキャビアをのせてくれます。

 

目の前で高級キャビアの缶を開け、ドドドーンと。

 

こんなにたっぷりのキャビアは見たことがない。

なめらかな生クリームにキャビアを包み口に運ぶと、自然と笑みが漏れてしまう。

これは許されるなら極上ワインに合わせていただきたい。

 

シェフの軽快なトークも楽しみの一つ飛び出すハート

「銀座なので、銀に座る」でこのメニュー

ユニークな発想を聞き、また頬が緩む

 

 

ここで、パンとバターのサーブ

 

バターは、12種類の発酵バターからお好きなものを

そばの実、ゆず・・初めて聞くバターに驚きつつ

 

選んだのは、ラズベリー。

ルクセンブルク産の小麦粉を使った自家製パンに付けていただきます。

ひまわりの種など雑穀を混ぜたハード系のパンにラズベリーバターがまた美味しい。

 

銚子の海で

衣をつけて揚げた太刀魚にブラックオリーブのピューレと焦がしバターのソース

 

大胆にナイフで切っていただきます。

 

レース状のペニエがビジュアル的に印象的ですが、食べると太刀魚の白身が柔らかくしっかりとした味のオリーブのピュレがよくあいます。そして、焦がしバターをたっぷりとつけるとまた違った味となり、幾重にも楽しめるお料理です。

 

ボルケノ・ベイ 107m

 

ボルケノ・ベイは毛蟹の取れる北海道の噴火湾を指しているそう。

北海道産ほぐした毛蟹の身を丁寧に1本のパスタで巻き、ベーコンの燻製をちらし、ベーコンのクリームソースと合わせていただきます。

 

もう、芸術ですよ。

繊細で美しすぎるお料理で、もったいなくてなかなか崩せなかった。

 

AKKARA

泡の下にはクエが隠れています。ハーブを煮詰めたソースにマッシュルームやアーモンド。そして、脇にはキノコとマスカルポーネのラビオリが。

食感の違いを感じながら、高級魚クエをいただきます。

 

ネーミングの由来は、シーボルト!?

 

 

CO2、70g減

お料理が進んでいくと、さらに想像のつかないメニュー名が続きます。

 

熊本県産の赤牛のステーキです。

県産品飼料を使いエコになることを掛けたネーミングだそう。

お肉は、赤身ですがしっとりと柔らかく、極上のステーキです

 

 

添えもののごぼう団子がねっとりとし、シェフの技が隅々まで光っていました。

 

黒雪

カウンターに現れた黒い物体の山

なんと、凍らせたトリュフの山でした。

 

 

トリュフアイスに凍らせたトリュフを目の前で削って最後の仕上げをしてくださります。

 

トリュフが口の中で温められ、香りが爆発・・・・。

 

 

最高ですよ。こんなにトリュフを感じたことはありません。

 

芒果、白猪口鈴糖、乾酪

身近な食材も漢字で書くとわからなくなる。

 

ホワイトチョコレートとマスカルポーネのドームにフレッシュマンゴーがたっぷりと入っています、

レース状のチーズの細工がまた素晴らしい

 

焼き菓子とハーブティー

カヌレ、フィナンシェ、マドレーヌとドリンクはコーヒー、ハーブティーから選べました

ハーブティーは、香りがよく澄んだ味わい。

 

 

食事をしている間に、焼き上げていました。

こちらも焼きたてのこだわり。

 

今回はワインのペアリングをしていませんが、

このコースはワインのペアリングがやっぱりオススメです。

 

ノンアルも美味しかったけれど。

 

カウンター席でいただくフレンチは、ライブ感があり、シェフやスタッフさんの素晴らしい手さばきが見れ、まるでステージを見ているようでした。

変な緊張もしないですね。

 

フレンチベースですが、和もイタリアンも感じられ、

一つずつはそれほどボリュームがないように見えますが、最後まで食べるとかなりお腹いっぱいとなりました。

 

言うまでもなく、何もかも最高級の食材を使用しています。

 

正直、全11品35,000円というお値段も素晴らしいですが、それ以上の感動と食体験の出来るフレンチです。

お料理のストーリーを聞きながら、幾重にも重なる味のハーモニーを楽しむのは楽しく、美味しく、感動の連続でした。

 

記念日や、大切な方とのお食事にまた伺いたいですね。

 

 

Restaurant DESTINA (レストラン デスティナ)
 

レストラン詳細は食べログからこちら