「ネットで調べたら、怖いことが書いてあって……」

 

今の時代調べられる情報が多いこと自体は、決して悪いことではありません。

 

むしろ、子どものことをちゃんと考えているからこそ自然と検索してしまう。

 

そうやって(ラッキーにも)このブログに辿り着いた方も、きっと少なくないと思います。

 

なので、調べること自体を否定したいわけではありません。

 

 

ただ、外来で感じるのは、
「調べたから安心した」

というよりも、
「調べて、余計に不安になってしまった」
というケースの方が圧倒的に多いということ。

 

 

ネットで出てくる情報は、どうしても重い話や、怖い話、あまり起こらないケースが目に入りやすくなっています。

 

しかも、それが本当に今、目の前にいるその子に当てはまるのかどうかは、なかなか分かりません。

 

結果として、
「もしかして……」
という想像だけがどんどん膨らんでしまう。

 

外来でお話を聞いていると、不安の原因が症状そのものではなく、検索して出てきた「言葉」になっていることも実は少なくありません。

 

 

もちろん、ネットの情報がすべて間違っているとは言わない。

 

ただ、今の状態と、その情報がどれくらい近いのか。

 

その距離感を一人で判断するのは結構むずかしい作業です。

 

 

だから調べて不安になるのは、弱いからでも考えすぎだからでもありません。

 

情報が多すぎる時代ではごく自然な反応なんだろうな、と思っています。

 

 

この話、「じゃあ、どう調べればいいのか」とか「どこで止めればいいのか」とか、そこまで踏み込むとまた話が変わってきます。

 

そのあたりは、同じテーマでもう少し整理した形をnoteの方に書いておきます。