3年ぶりに香港金融街に行き、また新たな刺激と知識をいただいて帰ってきました。

滞在中にいろいろと気付き考えたことがあったので、だらだらと書いてみます。

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予定されていた消費税の引き上げがまた延期されました。


単純に消費税が上がると僕らが買い物をするときの負担が増えるわけで、引き上げ延期となれば喜ぶものだと思います。

逆にもし下がれば、もっと喜ぶことでしょう。


ですが安易に喜んでいいものでしょうか??


日本が世界に誇っていた国民皆保険を始めとした社会保障制度はすでに崩壊しかけています。

医療費や介護費、年金はとても税収だけでは賄いきれず、でも今後さらに増大するのは確実(だって年寄りが増えるから)なので、いったいどこからその財源を持ってくるかってのが課題でした。


医療費は僕ら現役世代が働いて得た給料から毎月天引きされている社会保険料や年金が、今のお年寄りのために充当されている、というイメージでおおむね理解してよいでしょう。


ところが今後少子化と高齢化がさらに進めば、少子化により税収が減る一方で、医療費を必要とするお年寄りが増えるわけで、どう考えてもこの社会保障制度は崩壊するわけです。


それじゃいかん、ということで消費税が上げられてきたわけです。


よってこの国の将来を救うために消費税を上げることは必要である、ってことです。


ちなみに医療制度や福祉そして教育が充実している北欧の国では、消費税は25%だったりします。

(その代わり例えば学費が大学まで全部タダだとか、恩恵は大きい。もちろん保育園なども充実してる)



ところが、そうは一筋縄ではいかない事態になってきています。


というのは、日本人の消費が一向に伸びない。


いま日本の景気が停滞している最大の要因は、個人消費の伸び悩みだと言われています。

みんながお金を使わないから物が売れない、売れないから作れない、作れないから仕事がなくなる・・・という悪循環なんですね。


タンス預金なんてしないで、国民みんながお金をパ~っと使ってくれれば、日本の経済は立ち直ることでしょう。



でもそれは非常に難しい・・・


「お金を使おう」という気持ちにならなければならないわけで、人々のマインドを動かさなければならないわけですから。


日銀がお金をつぎ込んで円相場を動かすことはできても、国民の消費マインドを動かすことは難しいわけです。



原因の一つはゼロ金利だと僕は思ってます。


僕が子供のころ、MMCなんてとんでもない商品があったそうです。

なんと年利8%もつく!!

数年預ければ複利で倍になってしまう、、、まさにバブルな金融商品が日本にもあったんですね。


8%は極端かもしれませんが、それくらい羽振りの良い金融商品があれば、預金しているお年寄りが孫のためにお金を使おう!と思うに違いありません。


昔よく「おじいちゃんおばあちゃんは年金をいっぱいもらってるから、お小遣いをたくさんくれる」って感じの話がありました。

あれは何も高額な年金を受け取っていたわけではなく(多少は受けていたでしょうが)、普通に銀行に預金しているだけで金利が高くついて放っといてもお金が増えてくれる仕組みがあったからであり、お年寄りとしては老い先短いから孫にあげよう、だったはずなんです。


今はお年寄りがこぞって貧困です・・・


これからさらに増加するお年寄りに、孫のためにお金を使ってもらうのが一番の消費刺激になると僕は考えてます。


だからゼロ金利なんざとっとと止めてしまえばいいのです。

(でもそうなると住宅ローンを組んでる僕ら若者は困るかもしれませんが・・・)



ちなみに僕は今海外の金融商品で資産運用してますが、日本にも例えば10%とはいかなくてもせめて5%くらいで回せる金融商品をババ~ンと出せば、国内のみならず世界中からお金が集まるようになります。

経済大国の復権にもつながるでしょう。


少子高齢化でも海外からお金がジャンジャン流れ込んで来れば、崩壊寸前の社会保障制度だって維持できます。

すべてがうまく回るようになるんです。


というかもうそれしか手はないと考えてますよ。



でも日本はそれをしない、それはなぜか・・・護送船団ですね。。。



つづく