当院では基本的に、というかほぼすべて粉薬で処方します。
シロップは原則処方しません。
(体重が小さい新生児などにはシロップを出す場合もあります)
(6歳以上で体重が20Kg以上あれば錠剤です)
最近、自身の勉強を兼ねて都内の某クリニックで働いているのですが、そこに来るママたちはみなさんこぞってシロップをリクエストされます。
「なんだかなあ~」と思いながらも、そのクリニックの方針を変えてはならないので黙ってシロップを処方します。
お子さんには是非、粉薬を飲ませるようにしてあげましょう。
よく、薬を飲ませるのが苦手なお子さんの場合にシロップをリクエストされることがありますが、それは効果的とは言えません。
シロップは基本、そのまんま飲ませるものなので、それ自体を拒否られたらもう手がありません。
対して粉薬は、色んなものに溶かし込んでだますことができます。
色々と試行錯誤をしてお子さんに合った飲ませ方を見つけることができます。
小児に処方する粉薬はほとんどが苦くないものです。
特に当院などは苦いお薬は基本的に出しません。
どれも混ぜてしまえば味がわからなくなるものばかりです。
なので日ごろから粉薬を飲めるように「訓練」しておくべきだと思います。
僕などが日ごろ処方する薬は、たとえばムコダイン程度のもので、まあ失敗して飲めなくてもそう困らないお薬ばかりです。
なので練習と思ってやってほしいですね。
理由はもう一つあって、中には粉薬しかない薬があるってことです。
たとえば抗生剤。
抗生剤は必要な時「ここぞ!」って時に処方する、僕にとっては「奥義」のような薬です。
ムコダインのような飲めなくてもいい薬ではなく、この場合は絶対に飲まなければならない薬です。
他にもタミフルなどがありますね。
タミフルは必須ではないという考え方もありますが、それでも飲めたほうが早くインフルエンザが治ります。
こういった重要なお薬は粉しかありません。
こういう時に「シロップしか飲めない子だから・・・」などと言っている場合ではありませんよね。
こういった場合に備える意味でも、常日頃から粉薬に(飲むことも飲ませることも)慣らせておく必要があるわけです。
薬は粉薬で!!