フルマラソンチャレンジを決めた時、同時に僕には大きなミッションが課せられています。

それはダイエット


自分を律するためにここではっきりと公言しましょう。


現在僕の体重は83Kgです。


偉そうに言うな!!



この体重ではフルマラソンを走ることは、不可能ではないにしても、膝などの下半身への負担は大きいものです。

たった1回の大会を走破できたとしても、何事も継続できなければ意味がありません。

マラソンだけでなく、今後の僕の人生を長期的に考えたうえでも、一刻も早くダイエットしなければならないと危機感をもってます。


そして何より、この目標を達することにより念願のイケメン院長になることができる!


過去の栄光よふたたび!!



というわけでダイエットネタを今後展開していくわけですが、仮にも僕は医者です。


医者だからこそ持つ医学的知識を動員して、ダイエットを科学的に分析し実践しちゃおうってのがこの連載のコンセプトです。

学生時代大っきらいだった生化学の教科書を開いて、あらためて読んでみました。



第1回目のテーマは「水」です。


御存じのように人間の体の60%は水です。

人間は約60兆個の細胞で構成されています。

水はその細胞が生きる(つまり代謝)ために絶対に必要です。


ダイエットには、いかにエネルギーを多く消費できる体になれるか、つまりいかに代謝を高められるか、もっと言えばいかに細胞の活動を活発にさせられるか、ということにつながります。


世間には数多くのダイエット法がありますが、意外にここに目を付けていないことが多い。

というより、逆に水を制限させるような方法を提案していたりします。

「水太りするから水分は撮りすぎないように」

これは大間違いですね。


体重だけにしか目を向けていない短絡的なダイエットにありがちな罠です。

かく言う僕もこれまで何度もこの罠にかかってきたものです・・・


水分摂取量を制限すれば、必然的に体重は一時的に減ります。

当然です。

人間の体の60%をしめるのは水ですから、その一部を失えば(制限すれば)簡単に体重を減らすことができます。


でもそれは結局一時しのぎにしかなりません。


本当に体の代謝を高めて脂肪を燃焼させるためには、体の細胞1個1個が活発に活動できる環境にしなければなりません。

すなわち、必要なのは水と糖分なのです。


糖分に関してはまた後日書くとして、意外に忘れられがちなのがなんですね。


人間の細胞が効率的に代謝(つまりエネルギーを消費して生きる)するためには、一定以上の水分摂取が必要とされています。


体重1Kgあたり水40mlです。


つまり約80Kgの僕が効率的にダイエットする体にするためには、1日に約3200mlの水が必要と言う事になります。


もっとも食事などからでも水分は摂取されていますから、純粋に飲む量としてはおよを2L強といったところでしょうか。


これを勉強して僕は後悔です。

僕が今1日にどれくらいの水分を飲んでいるか・・・


朝ランニングしてペットボトル1本(500ml)。

あとは診療中にペットボトル1本(500mk)。

これだけです・・・

あとさらに1Lも必要だって事です。


ちなみにその1Lを僕の場合はアルコールで補っていますが、それは計算にはなりません。。。


アルコールは代謝される過程で「加水分解」というプロセスを経ます。

つまりアルコールを代謝するために水が余計に必要ってことです。

1Lビールを飲んだところで、それが体が必要としている水分1Lには相当しないってことですね。


つまり僕の体は毎日1Lの水が足りていないってことで、体の細胞が十分にエネルギーを消費するだけの水が足りていないってことです。

燃費が悪い体だってことですね。


せっかく運動しても、体の細胞たちが十分なパフォーマンスを発揮してくれなければ、つまり燃費の悪い体ってことになり、つまりは痩せにくいってことになります。



自分の体の細胞が効率よくエネルギーを消費しやすい状態にするために、思った以上に多くの水分が必要ってことです。


「水太り」なんて概念は大間違いってことです。


ダイエットの基本はまず水分補充から!!(酒以外)