ふと。
姉のことを考えた。
もうかれこれ6年くらい話してない。
姉と私はふたつ違いの二人姉妹。
性格は、おそらくまるで違う。
姉は、喜怒哀楽が激しく
キチッとした性格で、
言いたいことは ズバッと言う
よく喋りケラケラよく笑うので
楽しく話してるとホントに楽しい人だが
ひと度 逆鱗に触れると手がつけられない
まぁ他人様の前で
激情することは滅多にないだろうから
職場なんかではおそらく、怒ると怖いけど
仕事ができて 明るくてすごく楽しい人
と好感度は高い方なんだろなと思う
子どもの頃は
やたらめったらぶたれていた
小学校の頃
朝 時間にルーズな私は
フツーに姉より遅れて家を出るのだけど
姉が 集団登校の班長だった5,6年の2年間は
責任感の強い姉に
毎朝怒鳴られ 引きずられ
姉も私も半泣きになりながら
登校していたのを覚えてる
中学、高校
世渡り上手な姉の
恐ろしくオモテ裏な姿を見て
姉妹だし もちろん好きだけど
姉妹じゃなかったら
絶対 友達にはなりたくないな
と ずっと思っていた
大人になるにつれ
ケンカらしいケンカはなくなった
たくさんおしゃべりしたし
姉は相変わらずだったが
私が反論しなくなったから
とにかく 私より常に優位に居たい姉
私を認めるということがあまりない
姉の性なのかね…
勝手な思い込みで
意味もなく責められることもしばしば
普通に話してても
何故か 私にはとことん否定的
反論しようもんなら
キレて
何倍にもなって返ってくる
お互い家庭を持つようになると
「あんたはいーよなー
」
口癖のように言われた
色々思い込んで あーだこーだ嫌味炸裂
完全な思い込みで
違うよーと言っても 信じない
そのくせ 私や子どものことは否定的
そもそも 子育ての方針が正反対だった
私たち姉妹は
親にビシバシ叩かれて育ったのだけど
姉は
私はこの育て方しかしらん と
我が子をビシバシ叩いて育てていた
ただ 私たちは 竹定規やハンガーなんかで
叩かれることもあったんだけど
姉いわく
私は素手でしか叩かん
自分も痛みを伴ってる
なるほど。
私は 逆に
むやみに子どもを叩けなかった
元々 小さい頃から 親に叩かれ 姉に叩かれ
モノに当たろうとも
いや コレは悪くないよね… と
モノにも当たれなかった
とはいえ
まったく叩かないわけじゃなくて
叩く時は 意を決して
叩くぞ!と思いながら叩く
結果。
姉の子ども達は とても素直。
怖いから 言うことをよく聞く。
うちの子 私のこと舐めてる
姉は、子どもたちがまだ小さいうちから
託児所に預けて仕事をしていた
我が子はもちろん好きやけど
子どもは嫌い!イライラするから。
だいたい世の中には 子ども大好きっていう
それ専門の人らがいてんねからさ
わざわざイヤイヤ育てんでも
専門の人に育ててもーた方が
そら ちゃんと育つで
なんせ 専門やねんから
なるほど。
私は 元々子どもは大好き。
もちろんイライラもするけど…
そもそも 仕事が好きじゃない
若い頃 生活は楽ではなかったけど
家計を切詰めることはしても
預けて働くなんて 考えたこともなかった
結果的に 子どもたちはそれぞれ
それなりに育ってるし
当時も どちらが正しいとか思ってなかった
叩いたほうがいいのかな…
と
思ったことはあったけど
私には 姉の子育てはできないし
姉に 私の子育てはできない。
それだけ。
でも 姉は 私を否定し
うちの子をも否定する…
内心 なんでやねん
💢
と思っていても
そこで 怒ると
自分のキズがさらに広がるので
「あー そうだねー
」
とりあえず認めておく
意見したり 反論したりして
突然 キレられたら
即 謝る
怒鳴り散らしてる横で
「うんうん、ごめんな
」
とりあえず ごめん連発しとく
まぁ PTAなんぞでは
だいぶ 言いたい放題してたみたいで
(本人にとっては いたって正論)
私からすると
結構なモンぺだと思うけど
とりあえず 称賛しておいた
すごいね
それでもまぁ。
話してる分には 楽しい人なので。
辛い時には 励まされることもあったし
姉なりの信念は
尊敬に値することもあったし。
姉の元旦那は転勤族で
私が結婚した頃から
年に数回しか会えなかったけど
会える時には会いたかったし
会えるとたくさん話もした
でも
姉は離婚してからも ずっと関東に住んでいて
私が九州に越してからは
ホントに会う機会がなくなった
そんなある年 8年程前かな…
数年ぶりに会った姉は
驚くほど丸くなっていて
やたら 私に優しかった
あんたは あんたなりに頑張ってる
はじめてかも… なくらい
私を認めるようになっていた
年取ると丸くなるのかなぁ
人って変わるもんやな…
ホントにホントに感動した…
そして。
その数年後
私たちの祖母のお葬式で再会した時
なんと姉は…
前にも増して
私を否定する人間になってた
なんで?
それはもう悪魔のよう
何を発言しても
徹底的に反論し否定する
そばにいた従兄弟も
私に同調しようとする矢先から
ことごとく否定が入るので
顔を引きつらせていたほど
それはほんとに凄まじかった
…次回に続く