こんにちは。
テーブルコーディネート実習&おもてなし料理サロン
Table meets styleの水谷美枝子です。
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昨日は4位でした。ありがとうございます!
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インフルエンザ療養中。
随分と楽になりました。
ご心配頂き、お見舞いメールなど下さった皆さま、ありがとうございました。
あと少し静かに過ごしたいと思います。
療養中のベッドの中で、スマホのニュースを見ていたら
こんな広告を見かけました。

(谷川俊太郎展ホームページから)
“谷川俊太郎さん”といえば日本を代表する詩人、絵本作家、翻訳家です。
翻訳では、有名な“足ながおじさん”や“スイミー”などを手掛け、
彼の作った詩は、多くの方が、国語の教科書なとで目にしているはず。
そんな谷川俊太郎さんの作品の展示会が
東京オペラアートギャラリーにて開催中!→☆
へぇー。と思ってスマホの画像を閉じて、もう一度眠ろうとしたとき、
突然、私の中の記憶の蓋がパカッと開いて、甦った光景がありました。
それは私がまだ、幼稚園だったころ。
通っていた小さな幼稚園に、谷川俊太郎さんがやってきたのです。
確か幼稚園のクリスマス集会の日でした。
カトリックの幼稚園だったので、クリスマスは特別な日で、
みんなで讃美歌を歌ったり劇をした記憶があります。
そこに、確か、サンタクロースの恰好をした谷川俊太郎さんが現れて、
皆に子供向けの詩集をプレゼントしてくれました。
©深堀瑞穂
幼稚園の先生たちや、周りの大人たちの様子から
子ども心に、「なんだかすごい人がきたなぁ!」と思ったのを覚えています。
そして、たまたま近くにいたのか、じゃんけんで勝ったのか、
私が谷川俊太郎さんに代表で花束を渡す役目になり、
おそるおそる谷川さんの元に進み、大きな花束を渡したのです。
その時、何か声を掛けて頂いたような気もしますが、残念ながら覚えていません。
ただ、握手をしてもらい、その後に頭をなでてもらったことは、はっきりと記憶しています。
その手がとても分厚く、黒く感じたことも。

©深堀瑞穂
この谷川さんのお写真を見て、
『ああ、やはりがっちりとした、色の浅黒い方だったのだ』と
ぼんやりとした自分の記憶の輪郭が、
くっきりと縁取られたような気がしたのでした。
(実際には違うのかもしれませんが)
人間って不思議ですね。
40年近く前の何気ないこと、その後もそのことを思い出すわけでもなく、
誰かに話すこともなく、記憶の底に沈んでいたことが
何かをきっかけに驚くほど鮮明に思い出される。
【袖振り合うも他生の縁】という言葉がありますが、
私も谷川俊太郎さんという偉大な作家と、
ほんの一瞬、袖が振り合うようなご縁を頂いたのかもしれません。
最後に、谷川俊太郎さんの詩を。
息子①に聞いたら、小学校の教科書に載っていた、と言っていました。
生きる 谷川俊太郎
生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと
生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと
生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ
生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎていくこと
生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ
完全に元気になったら、
谷川俊太郎展に出かけて行きたいなぁと思っています。


