湯畑(ゆばたけ)
温泉街の中心部に湧き、名実ともに草津温泉の中核をなす源泉である。
囲いの内側にある湯樋は、高温すぎる源泉水を加水することなく低温化するための施設であるが、湯の花を採集する目的も兼ねている。

湯の花の採集は、江戸時代中期にあたる寛政2年(1790年)頃に始められた。採集は年に3回行われている。
現在の施設は、周囲はロータリー状に整備されている。1975年(昭和50年)当時の町長の経営するホテルに投宿した芸術家・岡本太郎が、地域づくり計画の一環として太郎に手がけてほしいという町長の要請に応じて、デザインと監修を受け持ったものである。

2008年(平成20年)冬季から2016年(平成28年)冬季にかけては、2万球に及ぶLEDを使用した行灯型の和風イルミネーション30基による夜間のライトアップで湯畑を演出する催し「湯畑イルミネーション」が行われた。
湯枠は八代将軍吉宗が汲み上げた際のオリジナルだそうです ↓
木樋を通った湯は最後に滝に到達するが、ここにはかつて「大滝乃湯」(現在は町営温泉施設の名にされている)と呼ばれる共同湯があり、1960年(昭和35年)頃に取り壊されるまでは、草津で唯一、番台のある「滝の湯」があった
現在では、草津温泉観光協会によって2つのライブカメラが運営されている。

「草津に歩みし百人」
草津温泉にゆかりのある著名人100人の名前が、湯畑を囲む石柵に刻まれたものです。
これは2000年に草津町の町制施行100周年を記念して選出されました。
湯畑の石柵には、古代の伝説上の人物から近現代の文化人まで、草津温泉を訪れたり、ゆかりのある偉人たちの名前が刻まれています。
これらの石碑は、草津温泉の歴史を物語る観光スポットとなっています。

選出された人物の例
「草津に歩みし百人」には、以下のような人物が含まれています。
古代・戦国・江戸時代:
日本武尊
草津開湯伝説に登場する英雄。
源頼朝
鎌倉幕府の創立者。
前田利家
豊臣秀吉の家臣で、草津で湯治をしたと伝えられています。

小林一茶
江戸時代の俳人。
昭和以降・近代
E.V.ベルツ
草津温泉の効能を世界に広めたドイツ人医師。
志賀直哉
小説家。
山下清
放浪画家。
101人目の登場
2014年には、映画「テルマエ・ロマエ」の公開を記念して、テルマエ設計技師の「ルシウス・モデストゥス」が101人目として追加されました。

関連情報
湯畑周辺には、刻まれた偉人たちが残した歌碑や石碑も点在しており、歴史散策を楽しむことができます。

手洗乃湯
湯畑周辺に3箇所、地蔵エリアに1箇所、西の河原公園に1箇所、草津温泉バスターミナル1階のタクシー乗り場付近に設置されています。
観光客が気軽に温泉に触れ、手指の消毒ができるよう整備されました。

殺菌効果
群馬大学の調査により、草津温泉の湯畑源泉は、新型コロナウイルスの感染力を10秒間で97.51%、1分間で99.12%不活化させることが判明しました。
これは硫酸水溶液の56倍、水道水の283倍の不活化効果に相当します。

特徴
手肌に優しい
アルコール消毒による手荒れの心配が少ないです。

高い殺菌力
新型コロナウイルスに対し、アルコール消毒に匹敵する不活化効果があります。

気軽に利用可能
湯畑周辺での食べ歩きなどの際に、手軽に利用できます。

注意事項
手洗乃湯の温泉水は飲用できません。また、温泉水の持ち帰りもできませんのでご注意ください。

足湯
観光客が気軽に温泉を楽しめる無料の足湯スポットが複数あります。
散策の休憩や、バスの待ち時間などに利用できますよ。短時間の利用でも体が温まるのが特徴です。

湯畑の足湯「湯けむり亭」
草津温泉を代表する湯畑のすぐそばにある総檜造りの足湯です。
温泉街の風情を感じながら足湯を楽しめ、テレビ番組でもよく取り上げられています。
温度が高めの強酸性のお湯なので、短時間でも身体が温まります。24時間いつでも無料で利用できるのが嬉しいポイントです。

地蔵の湯まえ足湯
共同浴場「地蔵の湯」の前にある足湯です。2021年には近くに顔湯や手洗乃湯もできました。
目の前には地蔵源泉湯畑やお地蔵様があり、24時間無料で利用できます。地蔵源泉は眼病に効くと言い伝えられています。

草津温泉BTまえ足湯
草津温泉バスターミナルの前にある、木造の外観と石の浴槽が特徴の足湯です。バスを降りた後や、バスの待ち時間に利用するのにとても便利です。こちらも24時間無料で利用できます。

湯畑・湯滝前「滝の湯」
湯畑と湯滝を目の前で満喫できる足湯スポットです。2017年に湯畑・湯滝の滝壺前にできた比較的新しい足湯で、こちらも24時間無料で利用可能です。
これらの他にも、足湯につかりながらカフェを楽しめる「足湯カフェ」のようなユニークな場所もあります。



