大浴場
浴場の一種であるが、特にその浴室が広く大人数で同時に利用可能な場合にこの名称が用いられることがある。
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通常の浴場との区別は明確ではなく、また浴場を提供する側の判断で名称が用いられる。

したがって、規模が大きな浴場でも大浴場を名乗らない場合、逆に中規模程度でも大浴場を名乗る場合もある。

主に温泉地などにある規模の大きいホテルや、日帰り入浴施設で用いられる名称である。

高度成長期に多くの人が温泉地に出かけ、宿泊施設もその規模を競っていた際に集客の一環として大人数で入ることができる浴場が多く設置されていき、大浴場という名称も用いられ始めた。

かつては旅行客は団体中心で、また個人客も大人数で入る風呂に対して抵抗を持つものは少なかった。

しかし旅行客が個人中心になるにつれて、浴場の大きさよりも家族風呂などプライベートな浴場を好む流れも出てきている。
したがって、源泉を好む層からは大浴場は敬遠される傾向にある。

また豊富な湯量を確保している旅館、ホテルならば大浴場でも掛け流しを実施しているが、多くの大浴場は循環風呂である。
脱衣場
温泉の脱衣所には、衣類を入れるカゴなどが用意されています。脱いだ服をカゴに入れる際は、他人に見えないようにする工夫が必要です。

衣類を入れた後は、バスタオルでカゴを覆っておきましょう。そうすることで、周囲から見えなくなりますし、入浴後すぐにバスタオルを利用できます。
豊富な湯量を確保している旅館、ホテルならば大浴場でも掛け流しを実施しているが、多くの大浴場は循環風呂である。
洗い場と浴槽の高低差
家庭や銭湯などでは、洗い場と浴槽の高低差は1mほどの仕切りが一般的です。
これに対して、温泉施設では浴槽の湯を汲み出して洗い湯として使うことが一般的でした。
温泉施設が埋め込み式を多用する理由の一つは、温泉では浴槽の湯を洗い湯として汲み出すことが広く行なわれてきたことにあります。
現在の浴室だと洗い場に湯が出るカラン・シャワーが完備していますが、昔ながらの共同浴場や湯治宿では中央の浴槽だけでカランが全く無い所が当たり前にあります。
高温の湯が地下から滾々と湧き出ているのですから、湯溜りでもある浴槽の温泉から湯を汲んで洗い湯としても使うのが合理的でした。
浴槽のすぐ近くに坐って身体を洗うことは、床面を流れ去るオーバーフローした(源泉掛け流し)温泉に下半身を浸し、浴槽の温泉蒸気を吸い、さらに洗い湯として温泉をかぶることで、浴槽に入っている時以外も温泉成分を全身に取り込むという効用もあります。
坐ったまま浴槽から桶で湯を汲む前提であれば、立ち上がりがない埋め込み式のほうが、腰を浮かす必要もなく腕力も小さくて済むので望ましい構造でしょう。
家庭や銭湯では、沸かした湯を洗い場と浴槽に分け給湯しています。
カランやシャワーの湯は身体を洗うため、浴槽に張られた湯は身体を温めるためと目的がはっきり分かれています。
銭湯で、浴槽の湯を桶で掻き出して身体に付いた石鹸等を洗い流すことは基本的にありません。
日本の公衆浴場
日本標準産業分類では公衆浴場を一般公衆浴場とその他の公衆浴場に分ける。
一般公衆浴場
日本標準産業分類では「日常生活の用に供するため、公衆又は特定多数人を対象として入浴させる施設。
公衆浴場入浴料金の統制額の指定等に関する省令(昭和32年厚生省令第38号)に基づく都道府県知事の統制をうけ、かつ、当該施設の配置について公衆浴場法第2条第3項に基づく都道府県の条例による規制の対象となっている事業所をいう。」と定義される。いわゆる銭湯業のことを指す。

その他の公衆浴場
日本標準産業分類では「薬治、美容など特殊な効果を目的として公衆又は特定多数人を対象として入浴させる事業所をいう。」と定義される。
温泉浴場業、蒸しぶろ業、砂湯業、サウナぶろ業、スパ業、鉱泉浴場業、健康ランド、スーパー銭湯がこれに当たる。










