加熱式弁当
ひもを引っ張ったら温かくなるお弁当のしくみ

 


 

お弁当(食品)の下に、発熱ユニットと呼ばれるものがあり、その中に、粒状の「生石灰」と水入りの袋が入っていて、ひもを引っ張ると袋が破れるようになって、生石灰と水が混ざって化学反応を起こし、熱と蒸気が発生して温かくなります。


 

化学反応式で書いてみると、
CaO(生石灰)+H2O(水)→Ca(OH)2(消石灰)+熱

 

CaO(生石灰)は食品の袋に一緒に入っている乾燥剤としても使われています。Ca(OH)2(消石灰)は校庭に引くライン引きの石灰のことです。


 

「化学反応」と聞くとなんだか難しそうに聞こえますが、身近にあるものでお弁当は温められているようです。



 

発熱パックの中には「水袋」が入っているようですね。ひもを引くことで「水袋」が破れ、発熱パックの中にある粒子と化学反応を起こして発熱するようです。


 

実際にひもを引っぱってみると、すぐにシューッという音がして、容器の中で水蒸気が発生しているような雰囲気が伝わってきます。


 

最近の新しい過熱容器のタイプでは安全性をより高めるために、発熱パックと中身の容器を一体化させており、事故を防ぐため、駅弁容器を簡単には分解できないように工夫されているようです。


 

比較的古いタイプの過熱式駅弁容器はすぐに発熱パック(発熱ユニット)を取り出せるようになっていました。


 

今回はこれを用いて分解し、実験してみましょう。発熱後は「消石灰」となり、肥料などに再利用できるそうです。


 

↑ 湯気が立つ ↓

 

一見すると真空パックのごはんみたいでした。振ると、シャリシャリという固体が入っている音がします。逆に、水が入っているような音はしません。


 

上の蓋をどんどんはがしていきます。中には白い石のようなものと、水の入った袋が見えます。


 

ひもは水の袋についており、引っぱることで袋が破け、水が流れ出て、この石と化学反応を起こすようでした。


弁当
携行できるようにした食料(携行食)の一種である。「辨當」(戦前はこの旧字体表記が多かった)「便当」などと書かれることもある。


 

本の弁当
弁当は一般的には箱などの容器にご飯とおかずを詰めた携行食、携帯食である。


 

サンドイッチやスパゲッティなど飯を用いない場合もある。
弁当は家庭で作られたり(手作り弁当)、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、百貨店(デパート)、弁当専門店、鉄道駅(この弁当は駅弁と呼ばれる)、空港(同様に空弁と呼ばれる)などで販売されている。


 

家庭から職場、学校などに持っていく弁当の容器は「弁当箱」という名で呼ばれている。


 

英語では日本語をそのままに「bento」と呼ばれ、洋風の弁当箱はランチボックス(英語ではLunch Boxと呼ぶこともある。)

日本で一般的に飯として食べられるジャポニカ米は、インディカ米などと比べ、炊いた後に冷めてしまっても比較的味が落ちにくいという特徴を持つため、日本の弁当は他の諸国の携行食には例を見ないほどの発展を遂げていった。


 

語源
語源に関しては諸説ある。

戦国時代に大勢の人に食事を与えるときに簡単な器に盛って配膳したことから「配当を弁ずる」または「当座を弁ずる」が語源であるとする説(一説には織田信長の故事に由来しているとする説)。



 

これと関連するが「べんとう」の呼び名は安土桃山時代(織田信長や豊臣秀吉の時代)に成立したとの指摘もある。

「好都合」「便利なこと」を意味する中国南宋時代の俗語「便當」が語源であるとする説。「便道」「辨道」などの漢字も当てられた。


 

「辨(そな)えて用に當(あ)てる」ことから「辨當(弁当)」の字が当てられたとも考えられている。この語義は上海語などの呉方言に今でも使われる。