オオシマザクラ
2025年3月23日、我が家の鉢植え大島桜開花が開花しました。
バラ科サクラ属のサクラ。日本の固有種で、日本に自生する10もしくは11種あるサクラ属の基本野生種の一つ。

成長が速く再生力が強く古来雑木林に植えられて燃料として多用されたことからタキギザクラ(薪桜)の別名があるほか、葉が桜餅の葉に使われるためモチザクラ(餅桜)とも呼ばれる。
観賞用に栽培されたり、サクラの中でも潮風に強いため防腐樹として利用される。

葉は香りがよいことから塩漬けにして、桜餅を包んでいるサクラの葉に使われることでもよく知られている。
花や葉が分解する時にクマリンの配糖体に由来する芳香を放ち、生育が良く萌芽しやすく毎年若葉を多くつけるため、昔から塩漬けにして分解を促進して芳香を増した葉が桜餅の葉に使われてきた。
他のサクラの葉でも塩漬けにすればオオシマザクラと同等のクマリンの香りを生成することがあるため、現在では他の樹種の葉も桜餅に使われている。

初夏にかけて結実し十分に熟した果実は食用となるが、通常の食用種であるセイヨウミザクラ(サクランボ)と比較してえぐみが強く実も小さいため、食用として流通することはない。

渋みが多い野生種のサクラのなかでもオオシマザクラは渋みは少なく、果実酒にすると味の良いものができる。

樹皮は漢方薬の材料となり桜皮として用いる。鎮咳、去痰効果があるとされる。
桜餅(さくらもち)は、桜の葉を用いた和菓子。桜色に色づけされた生地で小豆餡を包み、塩漬けした桜の葉で包んだ菓子。

桜餅
長命寺(江戸風桜餅)
もち粉か、白玉粉に小麦粉を混ぜた生地を薄焼きにした皮で小豆餡をクレープのように包む。

家庭等で小規模に作られる場合には、由来にかかわらず、硬めに炊いた無着色のもち米で代用されることがある。

また、道明寺粉は比較的高価なため、小麦粉で作った江戸式よりも、上方式が高価な場合が多い。

名称
桜餅という語は、関東地方と東北地方において長命寺餅製のものを指し、近畿地方と西日本、北陸地方、中部地方、北海道においては山陰地方の一部を除いて大体は道明寺餅製のものを指す。

山陰では長命寺餅製と道明寺餅製のいずれをも桜餅と呼ぶことがある。
長命寺、道明寺という語は桜餅の識別に用いる語で、歴史的に由来した名称である。

長命寺は小麦粉か白玉粉でつくった桜餅、道明寺は道明寺粉でつくった桜餅を示している。
道明寺の語は異なっている桜餅を示すのにも、関東などで用いる。

長命寺餅という語は、道明寺と異なる関東方面の桜餅と同種のものを指していて、長命寺を関西方面に持ち込んだ時に用いたのであり、長命寺を桜餅でなく別のものとして扱うことは道明寺の知られた関西方面に多い。

道明寺餅という語は、道明寺を長命寺餅製のものと分かる際に、長命寺のあった関東などの地方で用いている。長命寺餅、道明寺餅という語は山陰の一部でも使う。
