穀類による分類
白粥(しらがゆ)
うるち米を水で炊いたもの。

 


 

↑ 玉子がゆ ↓

 

黒米粥(くろまいがゆ)
黒米を水で炊いたもの。


 

赤米粥(あかまいがゆ)
赤米を水で炊いたもの。

 

 

↑ 白がゆ ↓

 

粟粥(あわがゆ)
中国の華北でよく食べられている粟を使った粥。中国語で「小米粥(シャオミージョウ xiáomǐzhōu)」などという。


 

稗粥(ひえがゆ)
ヒエを水で炊いたもの。アイヌ料理のサヨなど。


 

小豆粥(あずきがゆ)
柔らかく煮た小豆をうるち米とともに炊き込んだ甘くない粥。その色が花の色に似ていることから桜粥(さくらがゆ)ともいう。


 

小正月(1月15日)に食べる習慣があり、その場合は鏡開きをした餅を入れることもある。中国語では「紅豆粥(ホンドウジョウ)」といい、全量が小豆なので甘くない汁粉やぜんざいと同じもの棗や粟・稗を入れることもあるので、平日の朝食として食べることも多い。

 

朝鮮語では「パッチュク」といい、冬至に食べる習慣がある(白玉団子を入れる)。



緑豆粥(りょくとうがゆ)
中国と朝鮮半島でよく食べられている緑豆を使った甘くない粥。中国語で「緑豆粥(リュードウジョウ)」という。


 

蕎麦粥(そばがゆ)
ソバの実をすりつぶさずに用いる粥。フランス、ロシアなどで一般的。


 

カーシャ(ロシア語:Каша)
ソバの実(またはエンバク、米、セモリナ、キビなど)から作るロシアや東ヨーロッパの粥。


 

玉蜀黍粥(とうもろこしがゆ)
トウモロコシの実をすりつぶさずに用いる粥。ヨーロッパには粗く挽いたポレンタなどもある。


 

ウガリ(Ugali) 
トウモロコシやキャッサバの粉から作るアフリカ東部、南部、北部の主食。水分が多いと粥状になる。


 

パップ(Pap) 
トウモロコシの粉などから作る南アフリカの粥。


 

五穀粥(ごこくがゆ)、十穀粥(じっこくがゆ)など
上記の各種穀類を複数組み合わせて作るもの。

 



具や味付けによる分類
白粥(しらがゆ)
米を水で炊くだけで、具を入れていないもの。味も付けないことが多いが、少量の塩を加える場合がある。


 

醤油や味噌で味付けしたものもある。漬け物、梅干し、塩辛、しらす乾し、佃煮、なめ味噌、寺納豆などを、付け合わせに食べる事が多い。


 

中国では、各種漬け物、腐乳、鹹蛋、落花生、大良牛乳、乾しエビ、肉鬆(豚肉のでんぶ)などを付け合わせにする。


 

茶粥(ちゃがゆ)
米をほうじ茶または緑茶(粉茶)で炊いたもの。もとは奈良の僧坊で食べられていたものが民衆に広がり定着した。

茶は木綿などで作った茶袋に入れ、湯を沸かした鍋でさきに抽出し、そこに米を入れて炊き上げる。

家庭では二度手間になるので先に粥を炊きはじめ、ひととおり湯が沸き米が踊りだす早めのタイミングで投入し一緒に炊いてしまう(渋みが立つので途中で引き上げる)。

茶袋を入れたり引き上げるタイミングや、茶の量・種類などにより甘みや渋みが変わり、各家庭の味となる。塩を入れると甘みが増すが、血圧を気にする家庭では入れないことも多い。

文化としては「大和の茶粥」として奈良が発祥とみられるが西日本各地で見られる。

とくに和歌山県内では常食となっている他、大阪府南部・奈良県・京都府の一部地域では郷土食として食べられている。北前船の影響か山口、能登、青森、仙台でも見られるとされる。

畿内では名物として朝食として提供する旅館もある。東大寺の「お水取り」は1200年間続く行事であるが、行のあとの夜食に「ごぼ」という茶粥が出され、大和では1200年間、茶粥が食べられてきた可能性を示唆している。

江戸時代の「名飯部類」には利休飯なるものが登場し、茶を煮出してこれを炊水として普通に米を炊き、その飯に出し汁をかけて海苔や茗荷を添えて提供するというものがある。

 

 

食後の休憩

「食べてすぐ、横になると牛になる」という言葉をよく耳にしますが、実際には悪い事ではありません。


食物を消化するためには、胃や腸に大量の血液が必要です。また、血液中に取り込まれた栄養分を分解し、肝臓 に蓄えるためにも大量の血液が必要です。ところが、食後すぐに仕事や運動をすると、血液が脳や筋肉に分散す るため、消化器系の臓器への血流量が著しく減少してしまいます。


肝臓に流れこむ血液量は横になっている時が最も多く、立つとその70%、歩いたり走ったりすると 20~30%まで減ると言われています。これでは、せっかく食事を取っても栄養分が肝臓に供給されません。 食事直後の運動が良くないと言われるのはこのためです。


やはり食後30分~1時間程度はゆったり体を休めることが大切です。ゴロ寝をしたり、ソファや椅子に腰か けても良いでしょう。ただし、眠ってしまってはいけません。睡眠状態に入ると、胃や腸の働きが低下して、消 化不良を起こしやすくなります。