新横綱豊昇龍
横綱昇進伝達式で「気魄一閃」と口上。
日本相撲協会は1月29日、都内で臨時理事会と春場所(3月9日初日・エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、大関豊昇龍(25)=立浪=の横綱昇進が正式に決定した。
気魄一閃(きはくいっせん)
愚直に真っ直ぐ、力強く立ち向かってゆく精神力のこと。
「気魄」は力強く立ち向かってゆく精神力。
「一閃」はぴかりと光ること。さっとひらめくこと。そのひらめき。
剣道のような一撃で決まる勝負に使われる。鬼滅の刃「霹靂一閃」と近い意味。
注目の伝達式では口上に「気魄一閃(きはくいっせん)」の4文言を入れ、横綱としての覚悟を示した。

↑ 優勝決定巴戦 ↓
優勝決定巴戦
大相撲における優勝決定戦の方式の一種で、本割の結果、相星の力士(または優勝決定戦の途中の勝ち残り)が3人いる場合の優勝者決定のための戦いである。連続して2勝した力士が優勝となる。
優勝決定戦に出場する3人の力士が土俵下でくじ引きをして、○(丸)が描かれた紙を引いた力士は休みとなり、残りの2人「東」「西」と書かれた紙を引いた力士がそれぞれ東・西から上がるがまず対戦する。

勝者は続けて休みの力士と対戦し、勝った場合は優勝となる。
負けた場合は土俵を降りて、初戦で負けた力士が土俵に上がる。
以後、2連勝する力士が出るまで続けられる。
ー協会からの使者、境川理事(元小結両国)と大鳴戸親方(元大関出島)を立浪親方(元小結旭豊)、女将の舞美さんととともに迎えた豊昇龍は、横綱昇進を満場一致で推挙したと伝えられ「本日はおめでとうございます」と祝福された。

「謹んでお受け致します。横綱の名を汚さぬよう気魄一閃の精神で精進いたします本日は誠にありがとうございました」と口上を述べた。

「気魄一閃」は大関昇進時の伝達式でも述べた言葉でスポーツの応援幕などに記される言葉だが四文字熟語ではない。
当時「どんなことがあっても力強く立ち向かう」の意味と説明した。

初場所では優勝決定ともえ戦を制し、12勝3敗で2度目の制覇を果たした豊昇龍。
初土俵から所要42場所での昇進は年6場所制となった1958年以降では6番目の速さ。

一人横綱の照ノ富士が初場所中に引退したが、1993年初場所以来、32年ぶりの横綱空位は免れた。
2021年名古屋場所後の照ノ富士以来となる第74代横綱が誕生。モンゴル出身では6人目。

令和2人目、平成生まれで2人目の横綱となる。一人横綱として新横綱になるのは、1993年春場所の曙以来となる。




