結びの一番
一月場所は1月12日から1月26日まで両国國技館で解されました。


 

↑ 横綱照ノ富士土俵入り 結びの一番 ↓

 

 

大相撲本場所における幕内の最後に行われる取組で結びの横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)と小結・若隆景(荒汐)の一番に、ドジャースの大谷翔平投手らがプリントされた懸賞旗が登場した。

 



3月18、19日に東京ドームで開催されるドジャース―カブスのMLB開幕シリーズと、同15、16日に両球団が巨人、阪神と対戦するプレシーズンゲームの宣伝のためで、懸賞旗には大谷だけでなく、ドジャース・山本由伸投手、カブス・今永昇太投手、鈴木誠也外野手らも描かれた。

 

大会主催者として懸賞を申し込んだのは読売新聞東京本社で、全15日間登場する見込み。



この日は結びの一番に3本が懸けられ、館内に    「MLB東京シリーズ3月開催」、「カブス・ドジャース東京ドームに」、「プレシーズンは阪神・巨人と対戦」とアナウンスされ、懸賞旗が土俵を1周し、国技館内も大いに沸き返った。


 

二場所連続の全休から復帰した横綱照ノ富士は、返り小結の若隆景の肩透かしに不覚を取った。


 

横綱昇進に挑む両大関は、琴桜が隆の勝を慎重に退け、豊昇龍は霧島を休まず攻めて白星。


 

大関大の里は翔猿の引き技に屈した。両関脇は、大関昇進の足固めを狙う若元春が熱海富士を圧倒し、大栄翔も豪ノ山に逆転勝ち。


 

結びの照ノ富士―若隆景の一番には懸賞が60本懸けられた。

大相撲初場所初日の12日、懸賞が244本で1日分の過去最多本数を更新した。

初日前の申し込み総本数は過去最多の2955本で、昨年秋場所前を300本以上も上回った。



 

大相撲の懸賞
大相撲の取組で勝利した力士に授与される金銭のことである。同時にその懸賞旗を掲げ「広告」を行うことそのものも指す。




2019年(令和元年)9月場所以降、幕内力士の場合1回の取組で1本につき7万円が協賛する企業・団体から提供される。


 

政治利用を避けるため、個人名義の申し込みは認められていない。1991年(平成3年)5月場所から2014年(平成26年)3月場所までは1本が6万円、2014年(平成26年)5月場所から2019年(令和元年)7月場所までは1本が6万2000円だった。


 

申し込みは原則として取組5日前まで、取組指定は取り組み前日(千秋楽除く)の14時までを期限とする。


 

懸賞金7万円のうち、1万円は日本相撲協会の事務経費(取り組み表への掲載費、会場内の懸賞提供アナウンス費及びその際の企業・団体名含め15字以内のキャッチコピー費)として、3万円は納税充当金として日本相撲協会が獲得者本人名義の預り金として天引きするので、勝利力士は勝ち名乗りに際し懸賞1本当たり手取りで現金3万円を受け取る。


 

現金が包まれている熨斗袋(封筒)は東京の麻布十番にある長門屋商店で制作されている。


 

↑ ドジャース懸賞旗 カブス懸賞旗 ↓

 

場内アナウンス例
特定のアナウンスだけが長くならないよう、公平に扱う観点から、15字以内に限られている。

単数の場合
「この取組には、MLB東京シリーズ3月開催の懸賞があります。」

複数(2つの場合)
「この取組には、MLB東京シリーズ3月開催のカブス・ドジャース東京ドームにから、懸賞があります。」

複数(3つないしそれ以上の場合)
「この取組には、MLB東京シリーズ3月開催のカブス・ドジャース東京ドームにプレシーズンは阪神・巨人と対戦から、懸賞があります。」となります。


 

取組に懸賞金がかけられた場合、仕切中に土俵の回りを呼出がスポンサーの企業名や商品名が書かれた懸賞旗を持って回る。

この懸賞旗は、スポンサーを希望する企業が蔵前(東京都台東区)にある専門業者に依頼して制作。

その後、相撲協会に持ち込むことになっている。懸賞旗は大きさ(縦120cm、横70cm)や旗の上の部分に木の棒、下の部分には金色のモールを付けるなどの厳格な条件がある。

公共放送であるNHKのテレビ中継は、広告放送を禁止した放送法83条に抵触するという判断から、この場面になると遠景からの土俵の撮影に切り替えて、過去1年間の取組対戦成績を記したスーパーを被せる。


 

懸賞を掛けたスポンサー名が読み上げられるため、場内音声を絞った上から解説のコメントを被せる(ただし懸賞の本数について、放送内で言及することはある)。

同じくNHKのラジオ中継でも懸賞読み上げの場内音声は絞られ、アナウンサーは勝負の展望やこれまで行なわれた取組の結果を伝える。

一方、日本相撲協会ホームページの公式取組映像配信は場内音声もそのまま配信されているため聴くことができる。