塩釜桜
加賀歴代藩主により、長い歳月をかけて形づくられてきた歴史的文化遺産で、四季折々の美しさを楽しめる。

 

桜は塩釜桜、普賢象、鬱金、ソメイヨシノなど多品種で、兼六園菊桜や兼六園熊谷、旭桜など貴重なものもあり、桜の名所100選に選ばれている。




見どころ
見頃を迎える4月上旬頃の観桜期の1週間程度、ライトアップされ夜桜の観賞ができる。また観桜期は兼六園は無料開園している(7:00~21:30) 。

シオガマザクラ(新字体:塩竈桜、正字体:鹽竈櫻、慣用形:鹽竃桜)は、サクラの一種であり、宮城県塩竈市の木でもある。

鹽竈神社境内にある31本が「鹽竈神社の塩竈ザクラ」の名称で国の天然記念物に指定されている。花は八重で花の色は薄桃色。

 

 

鹽竈神社の鹽竈ザクラ
サトザクラ系のシオガマザクラは花弁が約40片からなる大輪の八重ザクラである。

その歴史は古く、堀河天皇の御製に「鹽竃櫻」と見あることから、平安時代には品種として成立していたものと考えられている。

古くから著名なサクラとして昭和15年(1940年)には国の天然記念物に指定された。

その後高齢木のため枯死したため、昭和34年(1940年)に天然記念物の指定が解除された。

しかし枯死直前に鹽竈神社の庭師である松木操により接木がされ、京都のサクラ研究家である佐野藤右衛門の指導を受けて「塩竈桜保存会」が苗木を育成した。

保存会の努力により育った苗木は、鹽竈神社境内に54本植えられ、このうち31本が昭和62年(1987年)12月17日に国の天然記念物として再指定された。
 



 


霞ヶ池
兼六園のほぼ中心部に位置する、園内で最も大きな池。面積は約5800㎡ 、深さは最も深いところで1.5mあります。

栄螺山、内橋亭、徽軫灯籠、虹橋、唐崎松、蓬莱島などの名勝がこの霞ヶ池の周辺に配され、廻遊しながら四季折々の庭景を楽しめるよう配慮されています。

 

↑ 友人から電話 ↓

 

 

池とは、
くぼ地に自然に水がたまった所。通常、淡水がたまっている。通常、湖ほどには大きくないものを指す。



 

地面を掘って水をためた所。庭園や公園の要素のひとつとして作られているものや、何らかの実用的な理由で水を貯めておくために作られているものなど、様々なものがある。


 

池は地面がくぼんだところに水がたまったところである。

 


 

同様のものを沼と言うこともあるが、何らかの基準で区別している場合もあるものの、必ずしも明確な区別がある場合ばかりではないので、両者をまとめて「池沼()(ちしょう)」と言うこともある。 


 

↑ 霞ヶ池の内橋亭 ↓



 

生物学などでは、慣例的には水深が浅いもの(おおむね5メートル未満)を「池」、それ以上のものを「湖」とすることが多い。

 

 

ただし、最深部まで植物が繁茂するものになると「沼」扱いされる。

 

また、池は小さいだけに水生植物が占める割合が大きく、小動物や水生昆虫が豊富な一方で、大型魚類はあまり生息しない傾向がある。


 

唐崎松
唐崎の松は霞ケ池北岸にあるクロマツで、加賀藩13代藩主前田斉泰(なりやす・在位1822~1866)が近江の唐崎から松の種を取り寄せて、育てたことからこの名が付けられたことはよく知られたことであります。


 

昔から著名な名勝と知られた唐崎の松並の風景を園内に写す目的でこの作業が行われたようです。

 

文久年代(1861~1863)作と伝えられています「兼六園絵巻」に描かれている唐崎の松はまだ幼い姿をしています。

 

 

しかし、小さいながら池中に張り出した広がり、主幹が蛇行形を取りながら上に向かっている様子は、現在の姿を彷彿とさせます。

 

 

松の種を植えた年月を確定することは難しいことですが、斉泰候が13代藩主に就任してそれほど経過していない、1830年代頃ではないかと推定しますと、樹齢は約170年くらいと計算されます。

 

その後、剪定・整枝を繰り返し仕立てられ、現在では低く枝が池面を覆うように広がり、兼六園の中でも特に枝ぶりの見事な樹姿となり、同園を代表する景勝の場所となっています。

 

↑ 唐崎松 ↓


毎年8月上旬から唐崎の松の剪定が始まります。管理事務所の庭師5人が総がかりで剪定にとりかかり、約1ヶ月もかかるそうです。

 

その方法は、「透かし剪定」で鋏をほとんど使わず、手で前年の古葉を1本1本むしりとっていく手法で、雪が降ってもその間から落ちやすいように剪定するそうです。

 

11月上旬からは、木々の枝を雪折れから守るために、主要な樹木には雪吊りが行われます。雪吊りにはいろいろな手法がありますが、姿の美しさで最も優れた「リンゴ吊り」で行われます。

唐崎の松から始まる雪吊りは、冬を迎える風物詩として毎年テレビ・新聞等で全国に紹介されます。
琵琶湖の唐崎松は、滋賀県(昔は近江)の素晴らしい8つの景色をえらんだ、「近江八景」の一つに、選ばれていました。