桂の木
兼六園には名木指定が79本ありその内特別名木が19本ある。



 

兼六園には8,176本の樹木があり、うち、推定樹齢100年を超える樹木が354本。約3,500の生垣の樹木がある(2015年1月現在)


 

桂坂(かつらざか)の名前の由来となった桂(かつら)の大木で、桜ヶ丘のトイレの近くの苔地にあります。


 

桂の木の葉っぱはハート型なので、カップルや夫婦で写真を撮ると幸せになると言われ、かつて大勢の観光客が根元で写真を撮っていました。



 

根元を踏まれた桂の木は、根っこが傷んで弱り、枯れて折れ、根株だけになっています。根株からは枝が伸びて葉がついているので、死んではいないのですが。根株だけでも、大木だったことがわかるほど。


樹木は以外に広範囲に根っこを伸ばしているので、根の上にある地面が踏み固められると、根っこが痛んで枯れてしまうのです。

以降、痛みの激しい樹木の周りには石、溝、竹の柵、ロープなどで囲いが造られ、立入りができなくなりました。

 



竹巻き
健全な樹木も剪定や風害により切口や傷口が生じます。これらの傷口が外部からの病害虫の侵入口となる場合が多く、一度侵入すると何らかの影響を樹木に与え、最終的には樹勢が衰えはじめます。

 

さらに、長期間にわたり手入れがなされていない樹木の土壌は、樹木にとって極めて悪環境な状態となります。


よって、「樹木の保全とは、病害虫の侵入口となる樹木の切口や傷口の保護や、土壌をさらに改良し樹勢の向上を促すことによって、健全な状態を維持していくこと」をいいます。

剪定の後や傷口を見つけた時にはすぐに塗布資材を使用し、外部から樹木を保護することが重要です。また、各種資材を使用し、バランスの良い土壌に向上させていくことが必要となります。




桜ケ岡
石川橋から桂坂料金所を入るとそこが桜ヶ岡といわれている桜の植えられているスポットです。

桜ケ岡とはいえ本数はさほど多くはありません。

 

兼六園の春の主役は何と言っても桜。園内桜ヶ岡や蓮池門通りなど桜鑑賞スポットがたくさんあります。

 

また兼六園菊桜はとても珍しい品種なので、是非ご覧ください。



毎年、桜の開花時期に合わせて、夜間ライトアップされ、夜桜が見学できます。この期間は、兼六園が無料開放されます。

 

樹洞(じゅどう)
樹皮がはがれて木のなかが腐るなどして隙間が開き、できた洞窟状の空間をいう。

主に広葉樹でできる。大きいものはがらんどうとも。さまざまな動物の隠れ場所や巣になる。

樹木の幹は、表面に樹皮があり、その下に皮層や師部・形成層がある。



 

それより内側の木部の細胞は、水を吸い上げたり木を支えたりといった働きは担っているが、細胞そのものは形成層の内側を除けば大部分がすでに死んだ物である。

太い枝が折れた場合、その断面の表面部分は生きた細胞から成るので次第に傷が埋まって再生が行われる。

しかし断面の中央部分はそのままになり、場合によってはそこから菌類などが侵入して分解が始まる。


 

その結果、太い枝の内部に空洞を生じ、これが木の洞(うろ)になるのである。

また、非常に太くなる大木の場合、年月がたつと根元の中心部分は時間がたちすぎて分解が進み、大きな洞となる場合もある。

木は自ら空洞を作ることで代謝を減らし、それが長寿の秘訣ともなる。

だから、洞があることは木々の自然なものであり、病気などではないと考えたほうがよい。

キツツキの場合、自力で幹に穴を掘ってしまう。彼らは多くの場合、ほぼ垂直の幹の側面から穴を掘り、下向きに掘り進める。

洞を隠れ場所にする動物
入り口が狭いものが多く、常に暗く湿っているため、多くの動物が利用する。

脊椎動物では、小型で樹上生活をする齧歯目の哺乳類や、キツツキなどの鳥類が利用する。

低層のものはヤマネが寝床に使ったり、リスが食料庫に使う。また、少し大きめであればトラフズクが利用することもある。

高層のものはモモンガやキツツキ、フクロウなどが営巣する。

昆虫も多くの種で洞を使う。ゴキブリなど、暗所性の昆虫の住処になったり、カブトムシやクワガタムシ、カマドウマなどの夜行性の昆虫の寝床になったりする。

大きいと、オオスズメバチやクロスズメバチやミツバチなどが営巣する。

昆虫は小さいので、ちょっとした洞でも使うことができる。また、タマムシの幼虫やカミキリムシの幼虫が木の内部を侵食しそこから腐って洞ができることもあり、昆虫は洞制作のきっかけを作ることもしているようである。

上記の昆虫は、生活の一部に木の洞を利用するもので、必ずしも必要とする物ではない。

しかし、完全に木の洞に依存して生活するものもある。ヤンバルテナガコガネはその例で、成虫が一時的に外に出る以外は、全生活をイタジイの木の洞で過ごす。日本本土ではオオチャイロハナムグリがスギの大木の洞から発見される。

 

藤棚
日本各地に名所がある人気の建築物です。
公園、学校や神社仏閣などの庭設置されているイメージが強い藤棚ですが紫や白・桃色の花が頭上一面に広がる幻想的で華麗な風景は、国内だけでなく海外でも話題になります。

 

常磐ヶ岡
針葉樹の多い一面に落葉した松葉に敷き詰められて趣があります。
紅葉山ともいわれる「山崎山」も一面モミジやイチョウの絨毯です。

庭園を巡るとそれぞれに景色が変わります。
「巣ごもりの松」の雪吊り、「旭桜」の雪吊りなど多くの雪吊りが青空に映えていました。

根上の松には幹吊りが施され、樹々は春の訪れまで雪や風から守られます。

十月桜、冬桜、龍石の椿も咲いて、ことじ椿、サザンカなど冬を彩る花々を楽しめます。

“マンリョウ”、オモト、ナンテン、ウメモドキなどの実も冬の庭園を彩ります。

 

 

 

潺(せせらぎ)
水がさらさら流れるさま。また、その音。

兼六園には、曲水(きょくすい)という川が流れていて、兼六園の入り口にはじまり、梅園、霞ヶ池、噴水、みどり滝、ひさご池など、園内のいたるところに、曲水が流れ込んでいます。
 

 

この曲水のもとは、犀川(さいがわ)という金沢市をながれる川で、ここから水を用水路に取り込み、兼六園にながしています。

この用水路が、「辰巳用水(たつみようすい)」です。
 

 

長さが、なんと、「約11キロメートル」。江戸時代に完成し、今でも利用されています。当時の技術力のたかさが、うかがい知れますね。

 

 

灯篭
古くからある照明器具のひとつです。

 

仏教とともに日本に伝わり、お墓や寺院、神社、庭、お祭りなど、日本人の暮らしの身近な場所で目に触れる機会があります。