気仙沼市の杭
2020年の10月頃、西表島の東岸に隣接する由布島で、亜熱帯植物楽園由布島スタッフが気仙沼きから西表島に流れ着いた杭を、上司の許可を得てあっという間に立ててしまいました。
場所は、由布茶屋という飲食店の近くで、マンタの浜と呼ばれているところです
亜熱帯植物楽園由布島は2021年3月上旬まで休業していたが、ようやく2カ月ぶりに再開した。

ツイッターユーザーの「あず」(@GTR35_TRED)さんが、これを撮影したのは2021年3月9日ツイートし今も拡散している。
2011年に起こった東日本大震災から9年もの間、大海原を漂流し2020年、由布島に流れ着いたそうです。

東日本大震災
2011年(平成23年)3月11日14時46分18.1秒に発生した東北地方太平洋沖地震による災害、およびこれに伴う福島第一原子力発電所事故に拠る災害である。大規模な地震災害であることから大震災と呼称される。

↑ 東日本大震災前の宮古市 閉伊川の堤防を乗り越えた津波・宮古市職員撮影 ↓
東日本各地での大きな揺れや、大津波・火災などにより、東北地方を中心に12都道府県で2万2312名の死者・行方不明者が発生した(震災関連死を除く)。これは明治以降の日本の地震被害としては関東大震災、明治三陸地震に次ぐ3番目の規模の被害となった。

↑ これが津波だ(3・11宮古民有友社刊) ↓
カメラ付き携帯電話・スマートフォンなどの普及で数々の映像や写真が克明に記録され、沿岸部の街を津波が襲来し破壊し尽くす様子や、福島第一原子力発電所におけるメルトダウン発生は、全世界に大きな衝撃を与えた。

↑ 2011年5月16日の朝日新聞に掲載された元社員の自宅跡 防潮堤 ↓
発生した日付から、3.11(さんてんいちいち・さんいちいち)などと称することもある。
↑ 避難所生活中の元社員を見舞いに行き、各地を案内説明してもらう ↓
いわて復興応援バスツアー「学ぶ防災」に参加
2015年7月20日
東日本大震災の語り部
一般社団法人宮古観光文化交流協会・学ぶ防災
↑ 津波で破壊された防潮堤 ↓
内容
東日本大震災の影響で甚大な被害が出てしまった田老地区の現状を、防潮堤に上って災禍の記録や後世への教訓を伝えることでお客様に防災意識を高めていただくことを目的とします。
↑ 防潮堤などの修復工事 ↓
田老地区は、放射状に道路が整備され、40か所以上の避難場所がありました。津波が来るまで45分の時間がありましたが、181名の人が亡くなりました。
原因としては地震後に停電が起こり、なぜか防災無線が不通になって津波警報が届かなかったこと。そして、防潮堤があるので安心していたということもあります。
日本で一番の防潮堤があった。そのことで逆に、「逃げる」という気持ちが足りなかったのです。

防潮堤で、まったく第一波が見えませんでした。一旦高台に逃げたのに、家に戻って津波に巻き込まれた方も多いのです。上着、ペット、貴重品などが気になって……でも、避難できたなら、絶対に戻らないでください。これは大切です。
防潮堤の役割とは何だったのか。ひとつは「防潮堤が少しでも波を抑えている間に逃げる」ということでした。そして、津波後に防潮堤が決壊したところは財産もご遺体もなくなりましたが、防潮堤が残った内側はがれきやご遺体が残りました。内と外では全然様子が違います。

↑ 下層階のみ被害に遭った「たろう観光ホテル」 ↓
また、田老のがれきの特徴は2階が残っている建物が多いということです。
防潮堤を乗り越えた波がすべるように押し寄せ、だるま落としのように1階部分を破壊しましたが、2階部分は残りました。
防潮堤にはそんな役割もありました。しかし、防潮堤があってよかったのか、という気持ちもあります。
「たろう観光ホテル」の社長さんが当日このホテルの屋上から撮影したものです(写真18から20。21は高台こ移転新築したたろう観光ホテル新名称「たろう庵」。
社長さんも、そんなに大きな津波は来ないだろうと思っていました。停電前に「3mの津波」と情報が入っていたのを聞いていたからです。でも実際は3階まで津波が到達し、2階までは骨組みだけになりました。
7階の屋上までも、押しつぶされた家屋の破片が舞って、建物は船に乗っているような感じになったそうです。

↑ 宮古では震災語り部ではなく、自分たちを「防災ガイド」と言っています ↓
参加していただいて、大切な人といっしょに動くためにはどうしたらいいか、命の大切さ、考えていただくためのガイドです。

田老でたくさんの人が命を落としたことについて、私は悲しいというよりは「悔しい」という気持ちでいっぱいです。
「防潮堤があるから」という油断と、「逃げる」という気持ちが足りなかったこと。「まさかここまでくるとは思わなかった」と、津波への意識が高い田老の人でもそう言う人が多かったのです。














