徹底的な厄払い

 


 

湯かけ祭次第
1月20日


 

呼び出し太鼓 集合


 

湯かけ太鼓(午前4時45分)


 

修祓の儀(午前5時)


 

献饌 (けんせん)の議


 

祝詞奏上


 

玉串奉奠


 

温泉くみ上げの儀


 

巫女による分湯の儀


 

温泉奉納の儀


 

湯かけ合戦


 

紅白くす玉割


 

にわとり奉納


 

終了の手締め

 


 

川原湯温湯かけ祭り
大寒の20日未明、群馬県長野原町の川原湯温泉で伝統の奇祭「湯かけ祭り」が行われた。


 

氷点下8度の寒さの中、紅白に分かれたふんどし姿の男性約60人が「お祝いだ」と叫びながら共同浴場の湯をおけで豪快にかけ合い、地域の繁栄や無病息災を祈った。


 

祭りは約400年前、温泉がかれた際、住民が祈願して再び湧き出したことを喜び、湯をかけ合ったのが始まりとされる。掛け声は「お湯湧いた」から転じた。


 

同温泉は2014年度に本体工事が始まる予定の八ッ場 (やんば) ダムの水没予定地にあり、祭りが現在の温泉街で開かれるのは最後。来年からは約30メートル高台に建設中の新温泉街の共同浴場で行われる。


 

川原湯温泉 湯かけ祭り ミヤネヤ 中継
この模様を「情報ライブミヤネヤ」の中山正敏リポーターが祭りに参加して伝えていた。

ふんどし1枚での参加で、寒いからお湯をかけられたほうが温かいといっていた。温かいのはその一瞬だけで、その後は寒さが一層増すと震えながらリポートしていた。


 

午後2時からの番組内で、中山リポーターの中継が入った。
傍らには祭りの実行委員が何人も出演していたが、みんな打ち上げでお酒が入ってろれつが回らず、服もたくさん着て温かそうにしているのに、1人ふんどし姿で震えているような映像に同情しつつ笑えた。


 

日本の祭礼
一般的に神社における祭礼には、神輿(神様の乗り物)をはじめとして山車・太鼓台・だんじりなどの屋台などが出されることが多く、これらは地方によって氏神の化身とみなされる場合や、または神輿を先導する露払いの役目を持って町内を練り歩き、それをもてなす意味で沿道では賑やかな催しが行われる。


また、伝統などの違いにより例外もあるが、多くの祭りにおいては工夫を凝らした美しい衣装や化粧、厚化粧を施して稚児、巫女、手古舞、踊り子、祭囃子、行列等により氏子が祭礼に参加することも多い。


 

今日では世俗化も進んでいるが、今なお祭の時は都市化によって人間関係の疎遠になった地域住民の心を一体化する作用がある。変わりない日常の中に非日常の空間を演出することによって、人々は意味を実感する営みを続けてきたのである。


 

基本的に神事としての祭りは厳粛な場面と賑やかな場面の二面性を持ち、厳粛な場面では人々は日常よりも厳しく、伝統や秩序を守ることを要求される。


 

しかし一方で、日常では許されないような秩序や常識を超えた行為(ふんどし一丁、男性の女装等)も、「この祭礼の期間にだけは」伝統的に許されると認識する地方が多く、そのため賑やかな場面を指して「お祭り騒ぎ」などの言葉が派生している。


 

仏教の影響を受けた神仏習合の色が濃いものとしては土着の祖霊信仰や言霊の呪術性を帯びた念仏踊りを取り入れた盆踊りがあり、習合した盂蘭盆会に繋がる。


 

また、神事から発達した田楽・猿楽などが能など後の日本中世伝統芸能を形作る素地となった。


 

祭りの呼称
「祭」は様々な種類のものが各地で行われているため、ある地域で祭と言っても、どこのどの祭を指しているのか判断しにくい。


 

このような場合、その祭が行われる地域名と、祭礼の行事の内容や、出し物の名前を指す名称を、組み合わせた名前で呼ばれることが多い。


 

ただし、その祭の行われる地域の中では、正式な名称を短略化して呼ぶことも多く、時としては、行われる寺社などの名称に「(お)○○さん」または「(お)○○様」などの敬称・愛称をつけ、簡略化した祭りの通り名もある。


 

神を慰め、祈願すること、またはその儀式を指し、土着の神様、神道または仏教に由来します。 日本人のお祭りに対する思いを理解する上で重要なのが、「ハレ」と「ケ」の概念。


 

「ハレ」とは「非日常」、「ケ」は「日常」。祭りは「ハレ」であり、華やかに執り行うことで「ケ」をリセットする意味があります。


 

日本人は、この「ハレ」の機会を楽しみにし、「ケ」の日常を生きる活力の源としているのです。

また、神様とは関係のない新しいものもあります。


 

例えば、地域おこしのための市民祭り、雪まつりや桜まつりなど季節に由来するもの、時代まつりのように歴史を祝うもの、サンバカーニバルや春節に代表される外国由来のお祭りなど。


 

これらも文化を尊重し、季節に感謝し、人々を繋ぐため、日本に欠かせないものとなっています。


 

裸まつりとは?

外国人が最も衝撃を受ける日本の祭りは「裸まつり」ではないでしょうか。これは文字通り、褌(ふんどし)など裸体に近い姿で参加する祭りです。


 

裸で行うお祭りには、海岸で神輿を担ぐ「潮踏み」や宗教行事である「蘇民祭」・「西大寺会陽」など、それぞれに違う意味があります。

「裸まつり」という名前は最近になって付けられたふんどしで行われるお祭りの総称です。


 

なぜ、裸で行うのか?それは、産まれたままの姿となり清浄無垢の姿で神との交渉を行うためと言われています。

新しい生命力を得て復活した姿を示したり、穢(けが)れを払ったりする意味が込められているため、裸まつりの多くは、大晦日や小正月、夏の祓(はらえ、はらい)の祭りなど、節目の時期に行われます。



 

代表的なのは、岡山県の西大寺会陽というはだか祭り。住職が投下する2本の宝木(しんぎ)をめぐって、裸の集団による激しい争奪戦が繰り広げられます。

この宝木を取った者は、福男と呼ばれ、福が得られると言われています



移転前最後の湯かけ祭り ダム水没の川原湯温泉
川原湯温泉で20日、「湯かけ祭り」が開かれ、ふんどし姿の男たちが無病息災を祈願して威勢良く湯をかけ合った。

会場の共同浴場「王湯」は、2019年度に完成予定の八ツ場ダム建設で水没するため、今年が移転前最後の開催となった。

午前5時、中学2年生から50代まで約60人の男衆が「お祝いだ」と叫び、あちこちで湯気としぶきが上がる。

最後にくす玉を割って中から飛び出した4羽のニワトリを奪い合い、熱気は最高潮に達した。


 

祭りは400年の歴史をもつ奇祭
早朝、ふんどし姿の若衆が王湯に集合。氷点下の寒さの中、豪快に湯をかけ合う。

この湯を浴びると福が来ると言われ、勢いあまって見物客にかかってしまうこともしばしば。

湯が枯れた源泉にニワトリをささげると再び湧き出し、「お湯湧いた」(お祝いだ)と喜びながら湯をかけ合ったのが起源とされる。王湯は代替地に移転する予定で、新しい共同浴場の建設が進んでいる。