節分
追儺は節分のルーツともされている。この節分においては、鬼を豆によって追い払う。「節分祭追儺神事」を行う社寺もある。
節分とは本来、年4回ある季節の分かれ目のことをいいます。
今日、節分といえば立春の前日を指すようになったのは、特にこの日に新年を祝うと同時に、厄を払っておこうとする特別な日であったためです。
地方によって異なりますが、年齢の数だけ豆を食べて新年を祝う、体をこすり厄を移して四つ辻や川に捨てるなどの風習が見られます。

縁起物入り「福引せんべい」
福引煎餅(ふくびきせんべい)とは、三重県の津市から松阪市にかけての中勢地区で、節分の季節限定で販売されている節分厄除けの煎餅であり、内部が空洞の略四面体立体形状を有し、その内部空洞に小さな玩具や縁起物が封入されている。
円形の煎餅生地を半乾き状態で折りたたみ略四面体立体形状に成形し、焼き上げて製造する。

折りたたみ工程は人手で行うが、急いで折りたたむと生地が割れてしまい不具合品となり、綺麗な略四面体立体形状に折り曲げるのには熟練を要する。

通常、一辺が20 - 30cm程度の三角形状に成形されているが、大きな物では一辺が50cm程度にも達する物もある。
煎餅を適当な大きさに割って食べるが、この時に内部に封入されていた物を取り出して何が入っているかを楽しむ。小麦粉、砂糖、玉子落花生などを基本材料にしており、製造メーカーによって多少の味わいの差はある。

1個の大きさが非常に大きいことや、折りたたみ工程に熟練を要する等の理由で量産できず、さらには地域限定かつ季節限定の製品のため、地元でもかなり珍しい部類の菓子商品に属し、老舗和菓子店などでは事前予約を受け付けているものもある。

2009年3月5日放送の秘密のケンミンSHOW(日本テレビ系、讀賣テレビ制作)のコーナー「ヒミツの習慣」で紹介された。
岐阜県郡上市周辺では、正月の季節限定商品として販売されている。
津市大門の老舗菓子店「平治煎餅(へいじせんべい)」は、節分にちなんだ「福引せんべい」を、二月三日まで限定販売している。

福引せんべいを食べる文化は、二月三日に同市の津観音で行われる厄払いの祭り「節分会」の土産として買われるようになったことに由来するという。
福引せんべいは、落花生が練り込まれた生地を、焼きたての軟らかいうちに手で三角形に折り畳んで作る。中にはお守りや宝船、招き猫といった縁起物の置物が一つ入っている。







