砂浴び
砂の中で転げまわって皮膚や羽についている寄生虫を落とす動物の行動のことである。

砂浴びは水浴びや泥浴びと同じように羽や皮膚、毛皮をきれいにするための行動で、砂浴びが必須の動物もいる。



 

鳥が砂浴びをするときは、少なくとも一方の羽を開いて砂地に体をこすりつける。

顔を洗ったり、羽を逆立せるように動くものもいる。毛づくろいをしない鳥は砂浴びだけで体を清潔に保っている。


 

スズメは普段目にすることができる一般的な野鳥です。忘れがちですが、スズメもまた野生動物です。

過酷を冬をなんとか乗り切り、食べ物が豊富な時期にやっとあと少しという時期を迎えています。


 

「カラスの行水」といいますが、カラスは水浴びのみを行います。キジやヒバリは砂浴びのみを行います。

哺乳類ではウマなども砂浴びをしますね。砂や泥の上でゴロゴロする行動です。


スズメは水浴びも砂浴びも両方する鳥です。
砂浴びの目的は、羽毛の汚れ(ダニや寄生虫など)をとることです。(逆に汚れそうですが…)実は両方する鳥は結構珍しいのです。


 

スズメは、見た目には雄雌の区別はつきません。また、身近な鳥であることから、野鳥を観察する際には大きさを比較するための「ものさし鳥」とも言われています。



 

日本中、どこに行っても必ずスズメはいる!そんな気になりますが、本当にそうでしょうか。

たとえば、人里離れた自然いっぱいの山奥でスズメを見かけることはまずありません。


 

もし、あるとしたら、その近くには必ずといって良いほど集落があります。

その一方で、かつては人が住んでいても、人がみんな集落を離れてしまったりすると、そこからスズメもいなくなってしまいます。



 

なぜでしょう
一つには、スズメの食べ物との関係があります。管理してある田んぼの畦に生えている植物やその周りにいる昆虫を食べるスズメは、草が生い茂った森林内よりも、人の近くにいた方が便利なのです。



 

スズメの天敵
そして、もう一つは、天敵から身を守る手段として人の周りにいるのです。

スズメの天敵としてあげられるのがカラスです。カラスは、卵、雛はもちろん、時には成鳥まで食べることがあります。

そんなカラスから身を守るには、カラスを追い立てる人間のそばにいるのが一番安全ですよね。

スズメの天敵のネコ
天敵はカラスだけではありません。ネコも大の苦手です。ネコは人の家で飼われているから矛盾しないかと思うかもしれませんが、どうですか。

みなさんの周りで飼われているネコは、スズメやネズミをとりますか。最近の飼われているネコには、そのような行動はあまり見られないようです。

今は、ノラネコがスズメにとっては脅威となっているかもしれませんね。
そのほか、小型の猛禽類(チョウゲンボウなど)なども天敵になっています。