別名は百日紅(ヒャクジツコウ)。
(百日紅、猿滑、紫薇)は、ミソハギ科の落葉中高木。中国南部原産。


 


形態・生態
葉は通常2対互生(コクサギ型葉序)、対生になることもある。


 

花は紅の濃淡色または白色で、円錐花序になり、がくは筒状で6裂、花弁は6枚で縮れている。果実は円いさく果で、種子には翼がある。

 


分布・生育地
中国南部原産。

 


人間との関わり
花が美しく、耐病性もあり、必要以上に大きくならないため、しばしば好んで庭や公園などに植えられる。


種子から栽培する「あすか」という一才物の矮性種もある。




和名は、幹の肥大成長に伴って古い樹皮のコルク層が剥がれ落ち、新しいすべすべした感触の樹皮が表面に現れて更新していくことによる(樹皮の更新様式や感触の似たナツツバキやリョウブをサルスベリと呼ぶ地方もある)。

 



つまり、猿が登ろうとしても、滑ってしまうということで、猿滑と表記することもある(実際には猿は滑ることなく簡単に上ってしまう)。


英語名Crape myrtleは、ギンバイカ(myrtle)の花に似て、花弁がちりめん(crape)のように縮れていることから。


中国では、唐代長安の紫微(宮廷)に多く植えられたため、紫薇と呼ばれるが、比較的長い間紅色の花が咲いていることから、百日紅ともいう。


江蘇省徐州市、湖北省襄陽市、四川省自貢市、台湾基隆市などで市花とされている。
出典・ウィキペディアフリー百科事典。