本日の昼過ぎ、放たらかしにしてあった鉢植えの枯れたようなサボテンに、花が咲いているよと子供から知らされた。
サボテン(シャボテン、仙人掌、覇王樹)
サボテン科に属する植物の総称である。
その多くは多肉植物であるため、多肉植物の別名として使われることもあるが、サボテン科以外の多肉植物をサボテンと呼ぶ事は誤りである。

語源
16世紀後半に南蛮人によって日本に持ち込まれたのが初めとされている。
彼らが「ウチワサボテン」の茎の切り口で畳や衣服の汚れを拭き取り、樹液をシャボン(石けん)としてつかっていたため「石鹸のようなもの」という意味で「石鹸体(さぼんてい)」と呼ばれるようになったとする説が有力で、そのため1960年代ころまでは「シャボテン」のほうが正しいとする人がかなりいた。

英語名のカクタスは、ギリシア語で「棘だらけの植物」を意味するカクトスという単語に由来している。Kaktosをラテン語風に綴ればCactusとなる。

分布
分布はRhipsalis属の数種を覗き、南北アメリカ大陸及び周辺島嶼(アメリカ州)に限られる。乾燥地でみられる種が多いが、中南米熱帯の森林地帯で樹木や岩石上に着生して育つ種や高山に生える種、北米の湿潤な温帯や冷帯に育つ種もある。
しばしばサボテンは暑い気候を好むものばかりであると誤解されることがあるが、その分布域の気候は様々であり、低温に弱いものもあれば、氷点下になっても生存できるものもある。

食用
屋台で売られているトゥナ紐サボテン属の果実(ドラゴンフルーツ)やウチワサボテン属の果実(トゥナ)は主に中南米、北アフリカ、アラブ諸国、スペイン、フランス、ギリシャ、イタリアなどのヨーロッパの国で一般的な果物である。
ウチワサボテン属はメキシコ、イスラエル、タイなどで果樹として栽培もされている。ウチワサボテンの若い茎節(ノパル)はメキシコ料理では野菜として扱われる。
豊富なミネラルと繊維質、ビタミンを含み、昔から貴重な食物として珍重された大切な栄養源である。
さらに傷の手当、熱さましなどの治療、肥満、糖尿病、二日酔い、便秘、日焼けによるシミなどを予防する民間薬としても使われてきた。
アメリカの育種家ルーサー・バーバンクは、サボテンを改良して食用、飼料用のトゲナシサボテンを作り上げた。バーバンクはヒョウが口を血だらけにしてサボテンを食べている姿を見て、トゲナシサボテン改良の着想を得たという。



