↑ 閑散とした東京スカイツリー・ソラマチ ↓
 
 
 
↑ 咲き誇る金雀枝 ↓
 
 
 
エニシダ(金雀枝)
エニシダ属はマメ科の属の一つ。
 
ギンヨウエニシダ属、ヒトツバエニシダ属、レタマ属など、25属約200種でエニシダ節を構成しており、これらをまとめてエニシダ(英語ではbroom)と呼ぶことがある。
 
 
 
 
 
名前について
属名のCytisusは、古いギリシャ語のkytisso(つめくさ、クローヴァー)に由来するとされている。
 
和名のエニシダは、ヒトツバエニシダ属 (Genista) の英語読みジェニスタ(或いはスペイン語のhiniesta [イニエスタ])がなまったものとされているが、確証はない。
 
分布および形態
アジア西部からヨーロッパ、アフリカの温暖な地方に30種あまりが分布している。落葉または常緑の低木で、樹高は2-4mくらい、良く分枝し、葉は単葉または3裂し、非常に細いものが多い。
 
花は良く分枝した枝の葉腋に咲くか、総状花序を作り、一つの花は小さいが、非常に多数の花が開花する。
 
原則として黄花だが、白花もあり、交配種には、赤・牡丹色・ピンク・オレンジ色や、それらと黄色の複色花になるものもある。果実はさやえんどうそっくりだが、熟すと真っ黒になる。
 
主な種
エニシダ (C. scoparius, syn. Sarothmus scoparius)
原産地が地中海沿岸の低木。開花期は春。明治期に導入され、湘南地方など海岸沿いの温暖な砂地の庭木や公園用樹として植えられている。
 
また、この種は成熟すると殻が激しく爆発することで遠くへ飛んでいくことが知られている。
時には15mほど飛んでいくこともある。全草にスパルテイン、サロタムニン、ゲニステイン、スコバリンなどのアルカロイドを含み、有毒。
 
ヒメエニシダ (C. x spachianus, syn. Genista x spachiana)
原産地が地中海沿岸の低木。開花期は春。「エニシダ」として鉢植で売られているものは、実は本種であることが多い。
 
 
 
 
 
 
 
栽培
挿し木などの栄養繁殖はしにくいが、交配種はタネをまいた翌年から開花するため、原則として実生でふやす。
 
タネはソメイヨシノが散ったころに浅鉢などにまき、2mmくらい覆土しておくと、10-20日で発芽する。一度移植用のポットに取り、庭に1mの株間で定植する。大きい苗の移植はできない。
春から秋まで日が良く当たり、排水のよいやや乾燥気味の、弱アルカリ性の土壌で良くできる。
 
 
 
 
 
 
 
用途
西洋ではエニシダの枝から箒(ほうき)を作った。魔女がまたがって空を飛ぶという箒もエニシダの枝でできているという。