あん肝其の2
英国『Independent』紙は、アンコウの肝を海のフォアグラに相当すると紹介し、ロンドンでさえも手に入りにくいとも伝えた。 スペインではアンコウの肝を "hígado de rape" と呼び、料理に用いる。

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肝の脂肪
タイやマグロの肝はパサパサしているが、アンコウのそれは濃厚になる。肝の脂肪分の比較では、タイは2%、マグロは3%に比べ、アンコウは40%と極めて多い。

理由は、アンコウは餌の少ない深海に棲むため、餌の栄養を肝臓に脂肪として蓄え少しずつ使うためという。

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↑ 先ずは熱燗で一献 ↓

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アンコウ(鮟鱇)とは
第1義には、アンコウ目中の、アンコウ科に分類される魚の日本語における総称である。

しかし、アンコウ目全体をも指す。また、アンコウ科の中でも特に食用とするものだけを指す場合もある。

「アンコウ科」と結果的同義と言える英語としては Goosefish と Monkfish があり、日本語「アンコウ」の第1義とも同義と言える。

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↑ 鮟鱇鍋 ↓

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英語には Anglerfish という語もあるが、こちらはより広く「アンコウ目」および日本語最広義の「アンコウ」と同義と言える。

アンコウ類はタラ類の近縁にあたる。アンコウ目は16科300種ほどであるが漁業資源となるのはアンコウ科に属するものだけである。

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アンコウ科には25種ほどが含まれ、すべてが海水魚で、そのほとんどが深海魚である。以下は主に食用にされるアンコウ類。

キアンコウ(ホンアンコウ)
メスは尾びれの根元までの体長 1.0mから1.5m程。オスは50cm前後太平洋北西部(日本、朝鮮半島、東シナ海)の水深500m程までの深海に生息。
なお、一般にはキアンコウの別称として「アンコウ」あるいは「ホンアンコウ」と呼ばれることがある。

アンコウ(クツアンコウ)
全長40cm前後。インド洋、太平洋の全域の水深500m程までの深海に生息。キアンコウの口中は白っぽいのに対して、クツアンコウの口中は黒地に黄白色の水玉模様という特徴がある。

ヨーロッパで主に食べられるアンコウはアングラー、北アメリカで食べられるアンコウは、アメリカンアングラーと呼ばれ、いずれもキアンコウと同じキアンコウ属 に含まれる種である。

アングラー(ニシアンコウ)
体長2m、体重60kg近くになる。大西洋東岸(バレンツ海西南部からジブラルタル海峡まで)、地中海、黒海の水深1000mまでの深海に分布。

アメリカンアングラー(アメリカアンコウ)
全長1.2m、体重20kg。大西洋西岸(カナダ、ケベック州から米国フロリダ州まで)の水深100mまでの海底に分布。