金婚記念旅行の欠席者を巡る旅最終回
北陸紀行2日目・39「金婚記念旅行の欠席者を巡る旅最終回
「白山市弘法池」(写真は全て2015年10月19日撮影)

金婚記念旅行の欠席者を巡る旅の最終回の目的地は此処白山市である。

55年前の昭和30年代、お互いが独身時代に某研究会のメンバー同士でした。
やがてメンバー同士の結婚が相次ぎ4組の夫婦が誕生しました。

以来50余年に亘り機会を設けては国内外の旅行や飲食を共にして参りました。
私達の一年後に結婚したT君夫妻は 東京武蔵野の井の頭で暮らす様になりましたが、十年程前、T君の希望で田舎暮らしがしたいと夫婦二人で此の地に転居して来たのです。

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↑金沢市・香林坊↓
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↑金沢駅前地下駐車場入り口
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↑金沢駅
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↑進路を鶴来へ↓
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↑鶴来へ
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↑てどり桜街道↓
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↑弘法池↓
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其の二人を訪ねるためにやって参りましたが、間も無く訪問宅と言う手前に弘法池(こうぼういけ)が有り立ち寄りました。

弘法池は、石川県白山市釜清水町にある湧水である。別名釜清水(かましょうず)、釜池とも呼ばれている。 名水百選の一つに指定されている。

全国的にも珍しい甌穴の湧水であり、市指定天然記念物に指定されている。
白山の火山活動による流紋岩質岩盤が手取川の浸食により形成された直径75㎝、深さ2mの甌穴から湧き出しており、1年を通して1日の湧水量は30㎥である。

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由来
昔、ある夏の暑い日、旅の僧がのどが渇いたので立ち寄った家の老婆に「おばあさん、水を一杯くださらんか。」と飲み水を所望された。老婆は嫌な顔もせずに「お坊様、しばらくお待ちください、水を汲んでまいります。」

と言ってどこかに水を汲みに行きったきり戻ってこなかった、旅の僧が待ちくたびれたころ、ようやく汗をぬぐいながら「お坊様そうぞお召し上がり下さいませ。」と水を差しだした。

旅の僧は水を美味しそうに飲んだ後「おばあさん、愚僧のためにずいぶん遠くまで水を汲みに行ったようだが、どこまでいかれたのか。」

と老婆に尋ねたところ「白山川(手取川の古称)まで水を汲みに行きました、それがどうかしましたか。」と答えた。

老婆は険しい渓谷を降りて水をくみ上げた事を知った僧侶は「ありがたや、ありがたや」と言って親切な対応のお礼に手を合わせ、しばらくそのあたりをじっと見渡し念じ「エイッ」と声を発し錫杖を円を描くようにグルグルと地面を掘り出した。

すると、不思議な事に丸い釜のような形の池が現れ、冷たく清らかな水がこんこんと湧き出てきた。

旅の僧は「この清水(しょうず)はおばあさんが親切にしてくれた閼伽へのおれいです。ありがとう。」と言い残し名も告げずどこ変え立ち去った。

それを聞いた村人は名乗らずに行った僧を老婆に聞いた錫杖から空海と信じ、いつしか「弘法池」と呼ぶようになったが、弘法のおくり名をみだりに使うのはおおそれおおいと地名は「釜清水」となった。
「鳥越村農村文化伝承館 資料要約」