金婚記念旅行の欠席者を巡る旅最終回
北陸紀行2日目・31金沢ひがし茶屋街」
(写真は全て2015年10月19日撮影)

町屋(まちや)
町人の住宅のことです。農家に対し商業や工業を営むための昔の都市住宅で、京都によく見られる建築物です。

町家(まちや・ちょうか)ともいい、特に商いの場を兼ねた町屋は商家(しょうか)と呼ばれることもあります。宿場における街並みは宿場町と呼ばれ、城下においては城下町と呼ばれる。

町家にはさまざまな町家があります。 雑誌やテレビなどでよく紹介されているのは、「表屋(おもてや)造り」の町家。

商業空間である「表」と、居住空間である「奥」の棟が分かれています。奥に茶室や蔵、奥座敷をあつらえるなど、各家の趣向が凝らされており、比較的裕福であった商家などによく見られるタイプです。
 
もっとも典型的な町家は、屋根が「表」から「奥」までつながっており、店の間、台所、座敷など三~四室が一列に配されている「中二階」のタイプ。

そのほか、表に店舗空間をもたない住宅専用の「仕舞屋(しもたや)」や、表通りに塀をめぐらして玄関先に庭、その奥に家屋を配した「塀付」などがあり、それぞれが独特の風格を漂わせています。では、多彩な表情をもつ。

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●表屋(おもてや)造り
「表屋造り」は、道路に面して「店舗棟」があり「中庭」を隔てて「住居棟」とが、屋根などで区別されている町屋の事を言う。

●仕舞(しもた)屋
 隠居用に建てられた商業空間をもたない、専用住宅。店を「仕舞った」つまり商いをやめた店からきている。 江戸時代ある程度の財産ができると、店をたたみ、普通の家に住む事を言った。仕舞屋の多くは、表向きは普通の家であるが、裏で家賃収入、金利収入を得て裕福に暮らしをする人が多かったようです。

●大堀造(だいへいづくり)
仕舞屋の発達型で、塀や壁により建物が表通りに面していない町家の事を言う。京都にある呉服屋さん、紫織庵(しおりんあ)さんは代表的な大塀造りで有名
 
●平屋
 中二階が普及するまで主に建てられていた一階建てです。京都にある 古書と茶房 ことばのはおと っと言うカフェがこの平屋のようです。遊びに行ってみては?素敵なカフェのようです。

●中二階
 江戸時代初期~明治後期に建てられた2階建て。天窓が低く、虫籠(むしこ)窓のついた2階建「厨子(つし)2階」が特徴です。京都の二条城近くの、小宿&かふぇ布屋さんでは、この町家中二階を味わう事ができます。

●総2階
 明治末期~大正時代に建てられたもので、時代が新しくなるにつれ、2階の階高が高くなり、居室として使えるようになったものです。2階の壁面は、水きりや亀裂防止のための鎧仕上げが多く、窓は木枠にガラスがはめ込まれたものが多くなります。2階の軒下には、3段ほどの箱を廻したような土蔵造り風の造り(箱軒)が多くみられます。

●3階建
 昭和以降に建てられ、店舗兼住宅に多い、金沢では、天保に建てられたものもあるようです。

このように 町家は、建築様式で大体の年代を見分けることができます。その中でも町家の代表的な特徴のひとつは、「虫籠(むしこ)窓」が付いている「中二階」のスタイル。二階の天井が低いのは、建築規制があったためのようです。

ほかに「通りの向かい側で火事があったとき火の粉がかぶりにくいように」という説や、「お客様をあまり上から見下ろさないように」という説もあるそうです。
明治末期に現在の住宅スタイルとほぼ等しい、二階の天井も一階と同じくらいの高さの「総二階」が登場します。

二階の窓枠にはガラスが付けられ、見慣れた建物になります。さらに昭和以後には、敷地を有効活用した「三階建て」も建てられるようになりました。

◆町家は簡単に言うと、間口の狭い家が密接して建ち並ぶ昔の都市型住宅。
外部の視線を遮り、内部では中庭を設けて光と風を取り入れるという、現代の家に活かせる工夫があり、間取りは、いまの家のように部屋を壁とドアで仕切らず、障子やフスマのような開け閉めできるソフトな建具で仕切られており、開け放つと光や風が通り抜ける大きな空間ができます。

閉めても完全に遮断されることがなく、気配が伝わります。
ただこれを裏返せば、プライバシーが守られないということで、こうした間取りはなかなか、活用されていない事も確か。
出典・町屋 / 町家ってなんだろう(神戸・明石) - 明石市のリフォームウィッシュ。