「最近、全然誘ってこなくなった」
夫婦の話を見ていると、「前は夫からだったのに、最近まったく誘ってこなくなった」
という妻側の言葉を目にすることがある。
昨日まで普通だったのに、気づいたら、何もなくなっていた。妻側から見ると、そんなふうに感じることもあるんだと思う。
だから、
「もう私に興味がないのかな」
「女性として見られていないのかな」
「気持ちが冷めたのかな」
と考えてしまう。
それは、たぶん自然なことだと思う。
でも、夫側から見ると、その変化は必ずしも「突然」ではないことがある。
夫も最初から諦めていたわけじゃない
もちろん、夫婦によって事情は全然違う。夫の気持ちが離れている場合もあるだろうし、仕事や体調、年齢による変化もある。
だから、「夫が誘わなくなった理由はこれ」なんて、一つに決めることはできない。
ただ、一つのパターンとして、夫の中では少しずつ変わっていくことがある。
今日はやめておこう。疲れてそうだし。今は機嫌悪そうだな。また今度でいいか。
そういう小さな判断が続く。
そして、何度かタイミングが合わなかったり、断られたりすると、次は誘う前から考えるようになる。「今日もやめておいた方がいいかな」と。
妻にも、断る理由がある
ここは大事だと思う。
妻が断ることを、悪いことだとは思わない。
疲れている。子どものことで頭がいっぱい。翌朝が早い。体調が良くない。そういう気分になれない。
夫婦だからといって、いつでも相手に合わせられるわけじゃない。むしろ、無理をしない方がいい。
だから、「妻が断ったから夫が傷ついた。妻が悪い」という話ではない。妻には妻の事情がある。
ただ、妻が「今日は無理」と思った出来事と、夫がそれをどう受け取ったかは、別の話。
一回の「今日は無理」ではなく、積み重なっていく
一度断られただけなら、夫もそこまで気にしない。「今日は疲れてるんだな」で終わる。
でも、それが何度か続くと、少しずつ変わることがある。
誘う。断られる。また誘う。またタイミングが合わない。そのうち、「今はやめとこう」が増えていく。さらに、「また断られたら嫌だな」になる。
最後には、「最初から誘わなければ何も起きない」というところまで行くこともある。
これは、怒っているというより、自分が傷つかないために距離を取っている状態に近いのかもしれない。
だから、妻には「突然」に見える
ここに、夫婦の見え方のズレがある。
妻側からすると、昨日まで普通だった夫が、いつの間にか誘ってこなくなった。だから、「急にどうしたんだろう」になる。
でも夫側では、急ではない。
一回。また一回。もう一回。小さい出来事が積み重なって、少しずつ誘わなくなっている。
ただ、その途中経過を、夫が妻に話していない。
「実は結構気にしてる」
「断られるとちょっと落ち込む」
「最近、誘うの怖いんだよね」
そんなことを、いちいち言わない人も多いと思う。
だから妻には、途中が見えない。結果だけが見える。
夫が何も言わないからといって、何も感じていないとは限らない
これも、夫婦では結構あることだと思う。
何か言ってくれれば、相手も分かる。
でも、言わない。黙る。自分の中で処理する。そして、少しずつ距離を取る。
すると妻からは、「もう気にしてないんだろうな」と見えることもある。
でも実際には、気にしなくなったのではなく、気にしないようにしたという場合もある。
この二つは、かなり違う。
「どちらが悪い」ではなく、見えている時間が違う
夫婦のこういう問題って、どちらか一方を責めても、あまり前に進まない。
妻には妻の理由があった。夫には夫の受け取り方があった。その二つが、ちゃんと話されないまま時間だけが過ぎる。
だから、同じ出来事を見ていても、感じていることが違う。
妻には突然。夫には積み重ね。
その違いに気づくだけでも、見え方は少し変わるんじゃないかと思う。
夫が誘わなくなるまでに、心の中で何が積み重なっていくのか。
なぜ何も言わなくなるのか。
なぜ触れ合いまで減っていくことがあるのか。
そのあたりを、夫側の心理を中心に書いた。
もちろん、妻側を責めるための記事ではない。
夫婦で同じ出来事を見ているのに、なぜこんなに受け取り方が違うのか。
そこを考えるための記事。
『夫が誘ってこなくなった理由。何度も断られた夫の心の中で起きていたこと』
気になる方がいたら、どぞ⇩
★★★★★★★★★★
⇩夫婦性活の悩みを解決するマガジン
⇩各SNS


