京都の神社・仏閣の節分行事を体験する旅の二日目
この日は『千本えんま堂』➡︎『吉田神社』➡︎『聖護院』➡︎『須賀神社』➡︎『壬生寺』へと節分会のはしごをした。
なかなかハードスケジュールだった。
朝一番でお邪魔したのが千本通り沿いにある千本えんま堂引接寺(いんじょうじ)
正式名称は光明山歓喜院引接寺。「いんじょうじ」と読むのね⁈ 読めなかったわ(^^)
創建は1017年
宗派は高野山真言宗。
ご本尊はなんと閻魔法王(えんまほうおう)
珍しいお寺である
開基の小野篁(おののたかむら)は遣隋使で有名な小野妹子の末裔で小倉百人一首にも選ばれている。
そんな風変わりな千本えんま堂、節分会の行事もさぞや面白かろうとやってきた。
最も興味深かったのがこんにゃく煮き(こんにゃくだき)の風習。
因みに「こんにゃく煮き」と書いて「こんにゃくだき」と言う。
節分に振る舞われる名物のこんにゃく煮きは『来ん厄(こんにゃく🟰厄が来ない)』という語呂合わせから、病気平癒や諸病気除け、健康長寿を願う厄除けの行事。
また、こんにゃくは閻魔様が抜いた嘘つきの舌を模しており、裏表がない食材として好まれるため、罪を食べて浄化してくれる意味も込められている。
こんにゃく食べて、罪深い僕を浄化してください(^^)
昆布茶🍵と一緒にいただきます
『舌👅』の形にカットされています
いただきます、パクパクもぐもぐ。
うん、味がよく滲みていて美味しい。
堂内を覗くと
高さ2.4mの巨大な閻魔大王坐像(1488年、定勢作)が安置され、脇像には左に書記の司録尊、右に閻魔帖を持つ検事の司命尊を従えている。
⬇︎画像は引接寺HPからお借りしました
また堂内の壁には狩野元信筆による閻魔王庁の図が描かれていて興味深い。
さらに境内の北隅には紫式部の供養塔がある
紫式部を供養するための石塔がなぜ千本えんま堂にあるんだろう?
どうやらそれは、紫式部が描いた『源氏物語』が世の風紀を乱したとして、彼女が地獄に落とされてしまったという噂が広まったため、後年(南北朝時代の1388年)になって紫式部の子孫ともされる円阿上人によって建立されたのだという。
石塔は珍しい十重の多重石塔で国の重要文化財に指定されている。
千本えんま堂の節分会でこんにゃく煮き
おしまい








