現在大学3年の息子。
我が家から、車で2時間くらいのところで
1人暮らしをしている。
大学から、徒歩5分のところに
住んでいる。
しかし、この大学のあるところは、
山々に囲まれ、緑一杯、川もあり、
動物も出没する、古民家を大事にしている
街なのだ。
ヨーカドーも、ファミレスも大学の近くにない。
駅前に古びたドンキがある。
だから、同級生達は、結構みんな
車をもっている。
車がないとバイトができない。
でも、バイトしようにも、
毎日実験とレポートのために、夜9時まで
大学にいるので、平日は、バイトはできない。
そして、去年から、車で、30分くらいの
キャンパスに週一で授業がある。
息子は、有難いことに、
車をもっている友達に、
乗せていってもらっているようだが、
3年の後期からは、そのキャンパスにいく
回数が増えるので、
車が欲しいという。
ボロボロの軽自動車でいいから
夏休みに買ってほしいとのこと。
買うのは100歩譲ってよしとするが。
心配性の私は、息子が、
毎日のように、車を乗ることが心配でたまらない。
いつも、宿題もたんまりあって、明け方
まで、やっているらしいし。
寝不足で運転して何かあったらと、思って
しまう。

話は、私の中学1年にさかのぼる。
母の妹で、とても優しくキレイな叔母がいた。
えっちゃんと呼んでいた。
第2の母だった。
えっちゃんが、41歳の時、
パートに向かう道中、自転車をこいでいた。
その見通しのいい市道で、
えっちゃんは、車に轢かれた。
加害者は、警察署に就職が内定していた
高校3年生の女子だった。
免許を取り立てだった。
ブレーキと間違えて、アクセルをふんだ
らしい。
縁石に頭を打ち付けて、2日生きて
亡くなった。
信じられなかった。
事故の前日、時給と同じ金額の
クレープをわざわざ私と姉のために
買ってきてくれたのが、最後になってしまった。
母は、ショックのあまり、
寝込みお葬式にもでれなかったし、
祖母は、まもなく認知症になってしまった。
母は、えっちゃんが親友で妹だったので、
身体が、もがれた思いと言っていた。
えっちゃんの子供達は、お葬式でも
泣かなかったし、悲しいことがあっても
涙が出なくなってしまったと
言っていた。

お葬式には、加害者本人の姿を見なかったと
思う。私が知るかぎり。
高校の校長が土下座をしたのは、
見た覚えがある。
彼女は今どうしているのだろうか?

上記のことから
私は、交通事故が他人事に思えない。
事故が起こらないのは、キセキなのだ。
自動車は、走る凶器。

まだ20歳の息子が
知らない土地で運転することが
不安でたまらない。

でも、そんな私をそっと勇気づけてくれる
ことがあった。

息子は、アパートの3階に住んでいる。
先日、車で送っていったら
1階に車椅子の女性が住んでいることが
わかった。
息子の話では、1つ上の同じ大学生とのこと。
いくら、徒歩5分とはいえ、
築20年くらい経っていて、
多分、どこもかしこもバリアフリーではない
このアパートで暮らしてる⁉︎
スーパーも近くにないし、
男子学生ばっかりの
この大学に1人暮らし⁉︎

神様が、私に彼女の存在を
チラッとみせてくれたのだと思った。
彼女の親御さん達の勇気?とか
信頼?とか、見習いなさいと、
言われた気分だった。

不安で不安でたまらないけど、
信じなければいけない。
子育ては、まだまだ続く・・。

いや、育児ではなく
私の場合、育自だ‼︎