少しの準備でリスクが利益に変わることもある
9月1日は「防災の日」です。
先月の熊本地震など日本は地震による
災害の絶えない国です。
当たり前のことですが、今一度、自分は
そうした国に住んでいるということを思い
返すことは大切です。
たとえば、ハザードマップで危険区域に
指定されているところに住んでいるとか、
毎年土砂災害に遭っているといった地域
に住んでいるようなら、少し残酷ですが
サッサと引越しをして「精神的安心感」を
手に入れるほうがベターだと思います。
自分だけは大丈夫/自分はこれまで
被害に遭わなかったから今後も遭わな
いだろう・・・という希望的観測は何の
意味もありません。
自分にとって都合の悪い情報を無視し
たり過小評価してしまう認知バイアス
は捨てるほうがベターです。
危機が迫っているのに安心した気持
ちに逃げ込んで動けなくなっては
いけないと思います。
こうした心理は災害時だけに限らず、
ビジネスでも家計においても似たよう
なことが起き得ます。
何年も前からすでにインフレ/増税/
社会保険料アップ/リストラ/AIに
よる失職の話など枚挙に暇はありま
せん。
そうしたネガティブな話をあえて「見て
見ぬふり/聞いて聞こえないふり」を
して、自分には関係ない・・・と自分に
無理やり言い聞かせるようにして
現実逃避するのはうまくありません。
「何とかなるさ/まだ大丈夫だ・・・」
などと思い込んで対応を先送りして
いると、イザ!というときに慌てます。
自分の周りの人が動いていないから
といって、それが何も起こらない根拠
にはなりません。
会社でも同様で、他者が動いていない
から自社も動かない・・・というのは
うまくない経営姿勢です。
むしろ他社が動いていない時こそ、
自社が率先して動くべきだ!・・・と
発想するくらいで良いと思います。
備えが空振りに終わるとしても問題
ありません。
取り越し苦労はOKです。
失うのは少しの労力とコストだけで
済みます。
でも、それが逆に、分かっていたのに
備えをあえて怠って最悪の事態を招い
たとすれば、その代償は取り返しの
つかないものになります。
「最悪を想定し最善を尽くす」
という姿勢が危機管理の要諦です。
少しの準備でリスクが利益に変わる
こともあります。
経営者・リーダーの立ち場にある人は、
防災の日にちなんで少しでもリスク
管理について考えてみると良いと
思います。![]()
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