家計のやりくりがうまくいかくて、どんどん赤字が積み重なっていた。
それも結構な額。
それをずっと家族に相談できないでいた。
言うのが怖かった。
怒りやすい夫は怒りを爆発させるかもしれない。
ぼろくそに言われるかもしれない。
これ以上出来ないやつだと思われたくなかった。
離婚するとまでは言わないだろうけど、このことがバレたらどうなっちゃうんだろう。
子供達は…上の二人は成人しているし穏やかな性格だから受け止めてくれそう。
下の子は多感な時期だから精神的に少し不安定になるかもしれない。
申し訳ない、怖い。
出来れば自分で解決したいと1年以上頑張った。
これまでも危ないときはあったけど何とかしてきた。
でも今回はもうこれ以上1人では無理だ。
この事を家族に言わないといけない。
そして皆に協力してもらわないといけない。
そう思いながら1ヶ月が過ぎていた。
そして時が来た。
夫が仕事をしている時、ふと「言うなら今だ」と思った。
こわい。でも勇気を出して言った。
結果、平穏だった家の中がいっぺんに暗く重くなった。
みんなショックを受けていた。
夫は怒っていた。
でも幸いなことに私が一番恐れていた怒りを爆発させるということはなかった。
(以前、夫を怒らせてしまいひと晩家に入れてもらえなかったことがあったりして、私は夫が怒りを爆発させることを一番恐れていた。)
「なんでもっと早く言わなかった」と何度も責められたけど、それは夫の言う通り。
言い訳するわけじゃないけど、
「あなたが怒りを爆発させるのが怖かったから」
というのを伝えたら、
「そんなことより早く言わないとダメやろ!」と間髪入れず返ってきた。
それはわかってたけど…怖いやん…
思い出してみると、何度もお金の話をしようとしたことはあったけど、
お金の話となると急にめんどくさそうに不機嫌になる。
私は人の不機嫌な顔を見るのが大の苦手だし、あまりしつこく言って怒らせると大声を出したり、結局私が嫌な思いをすることになる。
そんな感じで結局は話し合いは後回しに…
家計のことは
私が何とかしないといけない問題だと思いつつも、
夫がお金の話を避けることに対してすごく怒っていた。
この責任を1人で負いたくない。
しんどくて逃げ出したい気持もあった。
夫に対して、
"お前が話を聞かないからこの問題が解決しないんだ。逃げるなよ!"
ってずっと思っていた。
だけど、今思うと私も逃げていたんだ。
相手が機嫌が悪かろうが、喧嘩になろうが逃げずに面と向かって 言えたらよかった。
なんでもっと早く言えなかったのかと次男に聞かれ、
「母さん自分に自信がないから、"できないやつ"って思われたり自分の評価が下がることが怖かったんや。シンプルに父さん怒らせたら怖いし。」
と説明すると、 こんな答えが返ってきた。
「そんな怖い?…確かに女は体力的にどうしても負けるってこと考えたら怖いのもわかる気はする。
でもさあ、自分に自信を持ってとは言わないけど、評価が下がることは別に悪いことでも何でもないから。」
確かに…そうだわ。
わかってはいたつもりでも、つい人からの評価を基準にしてしまう。
出来ない自分を隠しておきたい。
お金の管理が苦手だから、夫にしてもらっている人はいると思います。
それでその人の評価が下がるとか、その人の価値が決まるということはないはずなのに、必要以上にこだわってしまう。
みんな得意なことが違って当たり前なんです。
予算をオーバーしていても家族にいい顔をしたい自分がいた。
家計を引き締めることで、みんなの機嫌を損ねることを避けたかった。
嫌われたくなかった。
書いていて本当に未熟だなとお恥ずかしいですが、
収入の範囲内で暮らすのは当たり前のことで、
予算の枠をきっちり守ることに不平不満を言われたとしても、
無い袖は振れない、それだけのこと。
それを私が悪いみたいに罪悪感を感じて毅然と断ることが出来なかった。
長くなってきたので、続きは次回書きたいと思います。

