刺し子ふきんを作って誰かにあげるときひと言添えることが多い。

「しまっておかないで使ってね」

 

↓これはずいぶんと前に刺してものすごく時間のかかった刺し子ふきん。

裏を見てもらえると細かさがよくわかると思う。

(細かいゆえに集合体が増してなんだか気持ちが悪いとその時は思った)

 

 

そのころで一番に面倒だったのに出来上がりは満足できなくて

しかし力作は力作である。魂がこもっている(うそ)

手放すのも惜しかった。

どうすればいいか。。。自分で使うしかない。

 

とある日・水に濡らして使ってみた。

不思議なことにとたんに愛着が湧いた。

何度洗っても平気だし洗うほどに花の色が鮮明になる。

集合体がお花畑に見えるしレース編みに見える。。。

 

ふきんの布はものすごく丈夫。

 

↓こちらは義母の刺し子。

義母らしい豪胆な色使い。

亡くなってから義母が刺し子をしていたと知りいただいてきた。

 

 

↓こちらは実母・秋子さんの刺し子。

 

母の色使いらしい・・というよりも持ち合わせの糸を工夫したのだと思う。

刺し子って一筆書きで進むと刺しやすいのだが母が刺し子をしていたころ

そんな刺し方も知らなかっただろう。

おそらくはすごく刺し順を考えて考えて刺したのだろうとうかがわれる。

 

 

自分の刺し子と義母の刺し子と母の刺し子・・・日常使いにしている。

何度洗ってもほつれないし擦り切れない。丈夫なのだ。

使ってみてその丈夫さは本人よりも長生きすると証明された。

 

特に母の刺し子ふきん。

もう本当に30年前くらいに貰って。。。

 

そのころわたしは「和」のものってダサいと思っていたから。

貰っても~~(本当はいらないんだよな・・部屋に合わないんだよな・・・)

と思っていた。

 

若いゆえ・・いつかそれが形見になるとも知らず。。。

 

大事にするどころか一気に雑巾にしてしまった。。。。(;・∀・)

しかも10枚。。。。写真にしみだらけのまま写ってる。

使わないままに処分するのはいくらなんでも。。だったら使い倒してから捨てよう。と思ってしまったのだ。

 

母が亡くなる頃にその大失敗に気づく愚かさであるが。。。(*´Д`)

しみのまんま捨てずに大事に使っているところがわたしの良いところ(*´з`)

 

「しみ」ではあるが「染み」と書けば想いも深そうだし( *´艸`)

 

数年前にそんな感じで娘にやはり10枚あげた。

 

わたしの教訓も含めて。

ばあちゃんとこういうことがあってね~~。だからふつーに使ってね~と伝えた。

 

「素直な」娘はわたしの言ったまんますぐに使い始めた。((((oノ´3`)ノ

たぶん10枚のうち8枚くらいは使用済みである。

 

うれしい・・・・((((oノ´3`)ノ

 

と言わざるを得ない、、、、、のだが

娘の場合、乾燥機にもがんがん掛けるのでふきんの大きさはワンサイズ小さくなっていた。

すごく丈夫だからいいけれど。。。行くたびに小さくなっている・・・?

 

なんか違う気もする。。。(もちろん言わない)