京極夏彦さんの絵本

   不可思議であり怖くもあり

   主人公は子供ですが大人の方が怖いと思うのかも

 しれません。


私なりの解釈で書き起こしてみました。

     いつも通り前回読んでくださった方は華麗に

  スルーお願いします。

 写真はお借りしています

 

 

 

 

夏の間

 

田舎のおばぁちゃんの家で一緒に暮らすことになった

男の子のお話です

 

おばぁちゃんの家は古くて 天井が高く

太い梁が黒ずんで その先は暗がりです

昼間でも 暗がりです。

 

「高いねぇ」

 

男の子が見上げて言うと

 

「ああ 高いねぇ 届かないよ」

 

「上の方が暗いねぇ」

 

「でも、下の方は明るいよ」

 

「下の方は明るいなら まぁいいか」

 

 

 

 

 

だけど、

 

男の子は 上の方が気になって 何回も見上げてしまいます

 

そして、ある夜

 

高い梁の上 天井の暗がりに

 

じっと下を見ている怖い顔の男の顔が あった。。。のです

 

 

 

 

 

 

おばぁちゃん!

 

「あそこの天井の梁のところに だれかいるよ」

 

おばぁちゃんは上を見ないで

 

「見たのかい じゃぁいるのだね」

 

 

 

 

あれはだれ?

 

さあ 知らないよ

 

怖くないの?

 

上を見なけりゃ こわくないよ

 

見なければいなくなるの?

 

さあ 見ないから いるかいないか わからないよ

 

でも いるよ こわくないの?

 

なにもしないから 怖くないよ

 

なにもしないの?

 

あんな高いところにいるんだから 見なければいないのとおなじだ

 

 

 

 

 

 

 

おばぁちゃんは 昼間だって夜だって 

 

ぜったいに上を見ないんだ

 

 

 

 

だけど

 

ボクは見ちゃう 気になるよ

 

だって

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いるんだもん。





       おわり。