(日刊スポーツより)
NHK「未解決事件」衝撃の再放送に「ホラー映画よりも怖い」「とんでもない話」Xも再び衝撃
NHK総合「未解決事件File.19/北関東連続幼女誘拐・殺人事件」が9月30日深夜0時35分から再放送され、ネット上で話題となっている。同番組は23日に放送され、実際に視聴した伊集院光や鈴木おさむ氏らが次々と絶賛していた。
1979年から1996年にかけ、北関東で相次いだ5件の幼女誘拐・殺人事件。栃木県と群馬県の半径10キロ圏内で起き、すべてが未解決。
1990年に起きた「足利事件」で、菅家利和さんに行ったDNA鑑定「MCT118型検査法」に番組は注目。犯人と菅家さんのDNA型が一致したとして、菅家さんはうその自供を強いられ、逮捕。無期懲役の判決を受けたが、逮捕から17年後、最新のDNA型再鑑定によって、一致しないことが明らかとなった。
番組は「MCT118型検査法」の正確性に疑問を持ち、警察庁の付属機関・科学警察研究所の当時のスタッフらを取材し、一定の結論を導いた。
Xでは「未解決事件」の再放送絡みの投稿が相次いだ。「再放送を見た。ドキュメンタリーで稀に出会う、怖いホラー映画よりも遥かに遥かに恐ろしい番組内容。未だ冤罪は償われず、犯人は野放し。配信で見るコトのできる方は、是非」「衝撃しかない! こんな凄い内容であるなら受信料、喜んで払います」「これは普段テレビを見ない人も見た方がいい。日本の警察がいかに腐っているかが分かる」「これ日本の司法制度がひっくり返るかも知れないとんでもない話です」などと書き込まれていた。
(放送内容)
菅家利和さんは1990年「足利事件」で犯人にされ、無期懲役の判決を受けた。でたらめなDNA鑑定による「えん罪」だったことがが明らかになり、17年の獄中生活を経て、釈放された。
「MCT118法」という当時のでたらめなDNA鑑定で菅家さんを無期懲役にした裁判官
2008年10月、同じMCT118法が使われた足利事件でDNAの再鑑定が実施される、と報道された。翌年の4月最新の鑑定方法により菅谷さんの無実が証明された。
しかし、飯塚事件ではえん罪をはらす前に死刑が執行されてしまった
真犯人を追い続けてきたジャーナリスト清水潔さん
足利事件の現場で目撃された「ルパン3世に似た男」が連続事件にかかわった、と考えている。
横山ゆかりちゃんがいなくなったパチンコ店に映っていた重要参考人
「ルパン三世似の男」を目撃した女性は、この「重要参考人」の映ったビデオを見て、「私が見たのは、この人の歩き方。その特徴同じだってびっくりしたんです」と語っている。
清水氏はこの男性の所在をつきとめた。
足利事件当日はパチンコ店にいて、真美ちゃんと話をしたということを認めた。横山ゆかりちゃん事件が起きたときにもゆかりちゃんが消えたパチンコ店の近くに住んでいた。
清水氏はこれらの情報を捜査当局に伝えた、という。
菅谷さんのDNA鑑定を行った筑波大の本田名誉教授が、この男についても最新のSTR法DNA鑑定を行ったところ30数か所DNAが一致した。4兆7000億人に1人という結果が最高検に届けられているが、警察は「お答えを差し控える」
真美ちゃんのシャツに残っていた犯人の体液と男のDNA型がSTR法で完全に一致していた、という。
捜査当局もその男のDNA鑑定を行い、警察庁の元幹部は取材に対し「複数の法学者に依頼したが、足利事件の犯人とは一致しなかった」と答えた。
この元幹部が鑑定を依頼した、という法医学者たちにも取材した。しかし「鑑定はやっていない。依頼された認識はない」と答え、真相はわからなかった。
えん罪なのに死刑を執行されてしまった「飯塚事件」の他にも、たくさんのえん罪が問題になっています。
10月2日に控訴審が始まる「渋谷暴動事件」(デモ隊が機動隊と衝突し、機動隊員が死亡した事件)もその一つ。事件現場にいなかった人間が被告にされてしまい、物証もゼロ、学生たち(当時)が警察に脅されて行った「ウソの目撃証言」しかないのに犯人にされてしまった、という「暗黒裁判」で、一審では懲役20年の判決が出されています。
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