全国の神社では、本殿の奥深くに、「鏡」が神さまの依代/よりしろとして、祀られていることが多くあります。
また、鏡そのものが御神体とされる神社もあります。
※御神体が「山」や「石」や「剣」などの場合は、鏡が置かれていないこともあります。
「かがみ」に映る「が/我」を取り除くと
「神」があらわれる。
そんな話を耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
では、あの「鏡」を作った神さまがいること、ご存知でしょうか?
実は、あの鏡には名前があります。
その名を「八咫鏡/やたのかがみ」といいます。
鏡をつくった神さまは
伊斯許理度売命/イシコリドメノミコトさま。
この鏡が作られたのは、天照大御神/アマテラスを呼び戻すための、あの神話の中です。
天岩戸に隠れたアマテラスを迎えるために、イシコリドメノ命は鏡を作ったと伝わっています。
鏡は「真実を映すもの」
その鏡によって、アマテラスは自らの光と尊さを思い出し、岩戸から姿を現したのだとか。
つまりこの神さまは
「本来の自分自身に光を当てる」
そんなサポートをしてくれる存在なのかもしれません。
私たち一人ひとりの心の奥にも、未来への希望の光を思い出させてくれる鏡があるのかもしれませんね。
私たちは日々、「本当の自分」を後回しにしたり、忘れがちな一面も持っています。
外側の評価や情報に振り回され、自分自身がわからなくなることもあるかもしれません。
そんなときは、鏡に映る自分を見て、自身と対話したり、こころを整える時間をつくるのもいいかもしれません。
- 自分自身を映す「内なる鏡」を、きれいに磨くこと
- あらゆる仮面を脱ぎ、本質の自分を映し出すこと
- 愛に満ちている本来の姿を、鏡に映していくこと
イシコリドメ命は「自分自身と向き合うこと」の大切さを思い出させてくれます。
⛩️神名:伊斯許理度売命(イシコリドメ ノ ミコト)
⛩️ご利益:
- 物事の本質を映し出す
- 真実を見る目を育む
- 自分自身を見つめ直す力
- 職人技・創造性の守護
⛩️祀られている主な神社:
- 石上神宮(奈良県)
- 鏡作坐天照御魂神社(奈良県)
- 鏡作伊多神社(奈良県)
イシコリドメ命は、鏡を作っただけでなく
「本質を映す鏡」の力を授ける神さま。
何かに迷ったとき
最高の毎日を更新したとき
自分自身という「鏡」を整えてみてください。
あなたの中の光や輝きが
今のあなたにふさわしい形で映し出されていくはずです。
あなたの内なる鏡は
今どんな表情を映していますか?



