いつもは日本神話の神さまをご紹介してますが
今回は少し角度を変えて
星にまつわる神さまたちをお届けいたします。
昨日は七夕。
星空は見上げた方は、日本全国で
どれくらいいらっしゃったのでしょう。
例にもれず、わたしも見上げておりました。
七夕の夜に
天の川をはさんで出会う、織姫と彦星。
もともとは中国の星伝説から生まれた物語が
日本では棚機(たなばた)の神さまと結びつき
星に宿る神さまのように親しまれてきました。
ふたりは、それぞれ
織姫=こと座のベガ
彦星=わし座のアルタイル といい夏の夜空の主役ともいえる星たちです。
織姫は、天の布を織る美しく働き者の姫。
感性にあふれ、丁寧に世界を紡ぐ存在です。
彦星は、誠実でまっすぐな牛飼い。
地を耕しながら、空を見上げて生きる青年。
そんなふたりが年に一度だけ出会う物語は
愛と祈り、そして「今を生きること」の大切さを教えてくれているようにも感じます。
「過去」にとらわれることも
「未来」ばかりを待ち望むこともなく
目の前の「今日」という一瞬を
大切な人とともに丁寧に味わう。
それは、わたしたちが忘れがちな
「今ここ」の美しさを思い出させてくれる
生きる姿かもしれません。
そしてもうひとつ。
織姫と彦星は、天の川を越えて出会う神さまたちであると同時に、わたしたちの内側にもあるふたつのエネルギーの象徴でもあります。
織姫は、内なる女性性感性をひらき、やさしく受けとめ、目に見えないものを生み出す力
彦星は、内なる男性性意志をもって行動し、現実を動かし、前へと進む
このふたつのエネルギーが仲良く手をつなぎ
同じ方向を見つめるとき
人生は、あなた本来の氣質のままに
自然に整いはじめるのかもしれません。
バランスよくアプローチしていきます。
新暦の七夕は過ぎましたが
2025年の旧暦の七夕は、8月1日(金) です。
「昨日は曇ってて星が見えなかったな…」
という方も、8月の夜にもう一度
夜空を見上げてみるのはいかがでしょうか。
星の光を浴びながら
あなたの中の織姫と彦星にも意識を向けて
今の自分に必要なのは
「受け入れること」か「動き出すこと」か
心の声に耳を澄ませてみてくださいね。


