いやぁ
アースリング・エドはやっぱり凄い❣️
スウェーデンのトークショー
「スカブラン(Skavlan)」で
アースリング・エド
(Earthling Ed:動物権利活動家)が
スウェーデンの農村問題担当大臣と対談し
食肉産業の倫理について議論しました。
⬆️しかも今まで見た中で
一番良い表情(もちろん一番右)😻❣️
当初は国家基準に関する
議論から始まったこの対談は
大臣がガス室について単純かつ
直接的な質問を受けた際に
「はい」とも「いいえ」とも
答えることを拒否したことで
たちまち話題を呼ぶ瞬間へと発展します。
その部分を以下に和訳してみました。
(挿入画像は私のオリジナルで
ネットから引っ張ってきた実際の写真です。
またタイトルや小見出しも
皆さんが読みやすいように
私が勝手に構成しています。)
豚の屠殺方法をめぐる議論
【ガス室の現状について】
エド:
スウェーデンでは
ほぼ100%の豚が
ガス室で殺されています。
そこでは豚たちは
二酸化炭素で満たされた部屋に
無理やり押し込まれ
激しい過呼吸を引き起こされるのです。
(何か言おうとする司会者を遮って)
人々はそれを知っています。
それが問題なのです。
なぜなら
それを知ってしまったら
あなたはこう結論づけざるを
得ないからですーー
「動物をガス室に追い込むのは倫理的だ」
それとも「倫理的ではない」かのどちらか
です。
そして
もし倫理的でないのであれば
変えなければなりません。
【政府側の回答】
大臣:
ええ
まず
スウェーデンは他の多くの
ヨーロッパ諸国とは異なり
非常に高いレベルの動物福祉
基準を設けています。
結局のところ
動物は殺されて
食べ物になります。
しかし
そこに至るまでの過程において
私にとっても政府にとっても
彼らの『旅路』が可能な限り
良いものであることは
もちろん重要です。
【追及】
エド:
しかし
それらの動物がガス室に送られ
不必要な苦しみを与えられている
という事実は受け入れるのですか?
大臣:
全ての屠殺場が
その方法ではありませんが……
エド:
スウェーデンのほぼすべての豚にとっては
それが現実です。
大臣:
ええ
そうです。
私たちは実際にその点について
調査を行なっていますし
当局に対して
それを変更する可能性についても
検討させています。
エド:
あなたはそれを非倫理的だと思いますか?
大臣:
もちろん
食べる目的で動物を殺すこと自体が
非倫理的だという結論に至ることは
いつだってあり得ます。
しかし
それが現実なのです。
もし私たちが彼らを食べるつもりなら
殺さなければなりません。
エド:
質問の内容は
「ガス室(という手法)は
非倫理的だと思いますか?」
ということでした。
大臣:
私は
屠殺場が最も効果的であることを
望んでいます。
エド:
それは質問の答えになっていません。
あなたはガス室が非倫理的
だと思いますか?
【政治家への批判と「欲求」について】
エド:
この業界を代表する政治家たちは
単純な質問に答えることができません。
イエスかノーかすら言えないのであれば
どうして効果的な立法ができると
信頼できるでしょうか?
あなたは今夜ここに座って
食肉業界について
スウェーデンの農業は倫理的であるとか
肉は食べるのに適した製品であり
不道徳だとは思わないといった
主張を繰り返してきました。
でも
私は非常に具体的な質問をしているのに
あなたはそれに答えたがらない。
突然
あなたは自分の個人的意見
を話せなくなった。
でもこの番組のここまでずっと
あなたはそうしてきましたよね。
政府関係者(女性):
豚を殺すのにもっと
良い方法はありますか?
そしてそれはどんな方法ですか?
エド:
ええ
それは
彼らを殺さないことです。
政府側(女性):
それはわかりました。
でも
もし殺さなければならないとしたら
どうやって殺しますか?
政府側(男性):
もしあなたが
豚を殺したいのであれば……
司会者:
はっきりさせましょう。
肉を食べたいと思っている人々がいます。
もしどうしても
その豚を殺したいのなら……
エド:
豚を殺すべきではありません。
私が言いたいのはこういうことです。
あなたは『〜したい(want)』
という言葉を使い続けています。
それこそが
この全てにおいて最も根本的な言葉です。
私たちは動物にこれらのことを
『したい』と思っている。
そうする必要があるわけではないのです。
私たちが『したい』だけなんです。
これほどまでの苦しみ
について話しているときに
それがとても恐ろしいこと
だと私は思います。
これほどの害
痛み
恐怖を
たった15分間の食事のため
味覚の刺激のため
感覚的な
一瞬の快楽のために動物に与えている。
肉食者(女性):
店に行ってハムを買うということが
それほどまでに悪いこと(残酷なこと)
に感じられてしまいます。
あなたが言うように
たった15分の楽しみや何かのために。
改めてまとめますと
この議論は
豚のCO2ガス室屠殺(スウェーデンでは
ほぼ100%実施されている方法)が動物に
苦痛を与えるかどうかをめぐるものです。
エドは
「殺す必要があるなら
どうやって殺すのが倫理的か」
をシンプルに問うていますが
相手は明確に「非倫理的」と答えず
話題をずらそうとする様子が見て取れます。
もう少し具体的に述べると
①エドは一貫して
「肉を食べることは生存に必要な
『ニーズ(必要性)』ではなく
人間の『ウォント(欲求)』に過ぎない。
そのわずかな快楽のために
ガス室で苦しませて殺すのは
倫理的に許されない」
と主張しているのに対し
②政府側は
「肉を食べる以上
殺生は避けられない。
スウェーデンは他国より福祉レベルが高い」
と主張し
特定の殺害方法(ガス室)が非倫理的かどうか
という直球の質問をかわそうとしているのです。
このやり取りは
かなり衝撃的だと思います。
特に大臣が
「ガス室は非倫理的ですか?」
というストレートな質問に最後まで明確に
「はい、非倫理的です」
と答えられなかったところが
印象に強く残るのではないでしょうか。
最後に
今日は漫画『ダーウィン事変』の載っている
月刊「アフタヌーン」の発売日でしたので
書店開店と同時に買ってまいりましたから
今月号のダーウィン事変から
また3コマほど拝借して
今稿を締めたいと思います。











